美少女が「おかえり」オタクの夢を叶える「Gatebox」
文●盛田 諒(Ryo Morita)
2016年01月18日 17時04分
夜。家に帰ってきて、鍵を置く。コーヒーサーバーのような装置に「ただいま」と話しかけると、青い髪の美少女ホログラフィがあらわれる。「お帰りなさい」と美少女はほほえみかけてくる。「おつかれさま。お仕事がんばったね」
近未来SFアニメではない。「Gatebox」は、日本のスタートアップ・ウィンクルが開発しているコミュニケーション装置だ。価格や発売日は未定だが、今年度中のクラウドファンディング実施をめざしているという。
Gateboxはおしゃべりできる美少女ホログラムを投影する装置だ。音声を認識し、家電を制御したり、ネットの情報を読んだりする。「テレビ見たいな」でテレビをつけたり、「すっごくいい天気だよ」と気象情報を読みあげたり。
ひとくちに言えば、外観としゃべり方が美少女になった「Siri」のようなもの。ソニーミュージック・コミュニケーションズが開発しているコミュニケーション型Androidアプリ「めざましマネージャー」シリーズにも似ている。
ちなみに美少女の名前は「逢妻ヒカリ」。ゲーム『ラブプラス』キャラクターデザインを手がけた箕星太朗氏に、「未来の嫁」をコンセプトにデザインしてもらったキャラクターとのことだ。かわいい。
キャラクターは自由に変えられる仕組みで、今後はさまざまなキャラクターとのコミュニケーションができるようにする予定という。
製品開発じたいは、ウィンクル武地実代表の愛から始まったものだ。
「自分自身がマンガやアニメが好きで、画面の向こうのキャラたちと一緒に暮らしたいという夢を実現したいと思い、開発しました」(武地代表)
武地代表は本製品を広義の「ロボット」と位置づける。いわく「全オタクの夢を叶えるようなロボット」だ。
ソフトバンク「Pepper」をはじめ各種ロボットは単一・量産型のロボットであるのに対し「デジタルなキャラクターを使って『一人一人の趣味嗜好に合う』多様性のあるロボットを作る」(武地代表)方向を示したいという。
なお、すでに開発のため、インキュベイトファンド、プライマルキャピタル、iSGインベストメントワークスの3社から合計9000万円の資金を調達しているそうだ。投資会社に「わかっている人」がいたということだろう。
開発中のコンセプトムービーでは「今日も早く帰ってきてもいいんだからね」と朝のごあいさつまでしてくれる。ウィンクルはGatebox開発後、早く「向こうに行ける装置」の開発に移るべきである。
■関連サイト
■関連記事
- 嘘を見抜ける人工知能が衝撃的すぎる
- 2016年は一般向けロボット元年になる!CES会場で見たお手頃ロボットたち
- 「一緒にアニメ見てくれるロボットを」アキバでこっそり開発『Gatebox』
- 女子大生のチャットを覗き見「ChatCast」がおもしろい
- 「タルるートくんVR化したい」江川達也さんも認める“超ヘンな起業家”
- Gateboxと初音ミクがコラボ! マジカルミライ2016でスペシャルライブ
- 「初音ミク マスターカード」登場、オリジナル特典とキャンペーンを用意
- バーチャルロボットとチャットでイチャラブ! 「Gatebox Chat」ムービー公開
- 「Gatebox」でバーチャルお嫁さんを自宅に召喚しよう
- バーチャルロボット「Gatebox」予約開始5日で200台突破!
- バーチャルロボット「Gatebox」1ヵ月で予約台数300台達成!
- 初音ミクと共同生活できる、Gateboxの「Living with」プロジェクト始動
- 2次元嫁を召還「Gatebox」追加販売+特別仕様の初音ミク配信!
- 人気声優演じるAIキャラがナビするカーナビアプリの開発スタート
- バーチャルの女の子と生活できるGateboxが半額に!
- 光モノ極まれり! 画像と動画を表示可能なホログラムPCファン「Holo Fan」でPCが派手派手だっ