特別賞

　初期モデル発売から3年。コロナ禍による需要増もあって、なかなか手に入りにくい時期も続いたが、ようやく普通に買えるようになったタイミングで、小型軽量化された新モデルが登場した。よりハイエンドなゲーム環境を求めるユーザーにとっては、PCではあるのだろうが、PlayStation Network、PlayStation VR 2、PlayStation Portal、オーディオ、コントローラーなどを含めた、PSワールドの強みはゲーム機ならでは。PS5世代がまだ数年は続くであろうことを予想すれば、2023年の今年において“買い”であることは間違いない。（ASCII.jpデジタル編集長 岡本善隆）

　ハイバリュースマホ、いわゆるミドルクラスのスマートフォンは、国内での“格安スマホ”の盛り上がりに合わせて存在感を順調に高めてきた。しかし、ここに来ての円安・物価高騰により、メーカーにとってはどういう製品を投入するか、判断が分かれてきた感がある。そんな中、「AQUOS sense8」はカメラでの光学式手ぶれ補正機能搭載、リフレッシュレートの90Hz対応など、実用の場面で効果がある要素を加えることで、スマートフォンの細かな機能やスペックを知らないユーザーにとっても“使える”製品に仕上がっている。ハイエンド性能や尖った機能ではない、実用性能にこだわりが見られる注目すべき製品だろう。（ASCII.jpデジタル編集長 岡本善隆）