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働く!おすすめ周辺機器レビュー 第31回

有線/2.4GHz/Bluetoothを選べるトリプルモード接続&クリック音アリナシも選択可能

我が家の「深夜うるさい問題」を解決する静音ワイヤレスゲーミングマウス「ED-G3MPRO」

2024年05月03日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII

提供: 株式会社プリンストン

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接続方法・クリック音・dpiはどれも簡単に変更できる!

 初期充電も兼ねてまずは有線モードで接続。当然ながらそのまま操作が可能であり、ケーブルさえ気にしなければワイヤレス時となんら変わらない使い心地だ。つまり、充電=有線モードなので、バッテリー切れを起こしてもケーブルを挿せばそのまま使い続けられる。

 次に2.4GHz接続でゲームプレイしてみるが、遅延についてはまったく感じることはない操作感を得られた。なお、私物の“専用ドングルを利用するタイプのワイヤレスマウス(ゲーミングマウスではない)”と比較してみたところ、あくまで体感レベルではあるがレスポンスは「ED-G3MPRO」のほうが良く感じた。

 一方でBluetooth接続については、マウス停止状態から動作開始時に若干の「間」を感じることがあり、ポーリングレートが低いためかマウス操作に滑らかさを欠くこともあった。シビアなFPSゲームなどの場合は若干の不安がないでもない。

 なので、自室のゲーミングPCにはドングルを接続して2.4GHz接続、普段使いするノートPCとはBluetooth接続、という運用がベターなのかもしれない。

 クリックボタンの反応についてはゲーミングモードとサイレントモードで大きな差を感じなかった。サイレントモードでもボタンを押下した際のクリック感がないわけではないので、安易な操作ミスをすることも考えにくく、ゲームプレイの質を下げる理由にはならないはず。深夜などは積極的に使っていきたいところだ。

クリックボタンのモード切り替え用のマイクロスイッチを操作中。スイッチ自体は小さいが指先でスライドできるので問題ない

 また、ゲームによってマウスのdpiを切り替えてプレイしたいということもあるだろう。「ED-G3MPRO」の場合、スクロールホイール手前のdpiボタンを押下することで切り替えられるので便利。わざわざ設定画面を開いて数値を変更するといった面倒な操作は要らない。

 ボタン押下のたびにdpiが1400(デフォルト)→1600→2500→400→800→1000→1200→1400……と切り替えられる。なお選択中のdpiはLEDの色で認識できる仕組みだ。また、このdpiの数値を専用アプリから変更してセッティングすることも可能なので、自分のプレイスタイルに合ったdpiに素早く切り替えたい場合には調整してみるのも良いだろう。

切り替え可能なdpiの範囲。ステージ5の1400dpiがデフォルトで、dpiボタンを押下するたびにステージが切り替わる仕様(「ED-G3MPRO」マニュアルより)

 クリック音については前述したように部屋から漏れることがなくなったのだが、それと同時にもう1つメリットがあった。

 一部のゲームでボイスチャットしているとき、相手から「マウスのクリック音がする」と指摘されたことが何度かあった。ボイスチャットのノイズキャンセル機能がクリック音を消し切れていなかったせいだと思うのだが、サイレントモードを選択すれば当然ながらそういった問題は解決され、チャット相手に自分のクリック音が煩わしいと思わせることもなくなるだろう。

 もちろん、ゲームプレイ以外での使い勝手についても問題は皆無。仕事のお供としても十分な性能を有している。

まとめ:「我が家のPCゲーム問題を解決した一台」速攻で買いだ!

 ひととおり使ってみて、我が家におけるPCゲーム問題(主にマウスがらみ)については「ED-G3MPRO」によっておおむね解決される気がした。

真夜中のクリック音が気になる人はぜひ!

 まず、マウスとして接続手段が豊富であり、ワイヤレス接続が2.4GHzとBluetoothで選択できるのはうれしいポイント。そして喫緊の課題であった「深夜のクリック音」についても、サイレントモードによる静音性とゲームプレイに影響しない操作感の両立によってクリア。息子(中2)を気にすることなく深夜のゲームプレイを楽しみたいものだ(父は深夜しか自由時間がないのだ。スマン!)。

 「ED-G3MPRO」の価格は、プリンストンの直販サイトで税込6990円と魅力的。ゲーミングマウスに挑戦してみたいけれど、ゲーム以外の利便性も捨てたくない、という人におすすめしたい1台だ。

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