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ポラール、プレミアムマルチスポーツウォッチ「Polar Vantage V2」発表

2020年10月16日 14時30分更新

文● ASCII

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Polar Vantage V2(ブラック)

 ポラール・エレクトロ・ジャパンは10月15日、プレミアムマルチスポーツウォッチの新モデル「Polar Vantage V2」を発表した。11月5日に発売する。

 同社のフラッグシップモデルとなり、心拍数計測とパワー計測、加速度センサーなどから得られる情報を基にパフォーマンスを数値化する機能や、脚力の回復状況をテストできる機能を新たに搭載。

 心拍数計測に加えてパワー計測を使うことでトレーニング効果や回復レベルを可視化。新設計のアルミニウム合金素材ボディの採用により、52gという計量化とともに安定したGPS受信を可能にしたという。バッテリーは、トレーニング時にGPSや心拍計測などの全機能を使った場合は最大40時間、心拍計測をオフ・GPSの記録間隔を変更できる省電力設定にした場合は最大100時間の連続使用が可能。また、堅牢性(耐衝撃、防水、防塵など)では、ミルスペック「MIL-STD-810G」に準拠。

 新機能となる「ランニング パフォーマンス テスト」は、徐々にスピードを上げていくビルドアップ走を行ない、最大有酸素スピード(MAS)、最大有酸素パワー(MAP)、最大酸素摂取量(VO2max)を計測。表示されるスピードについていけなくなると計測は自動で終了し、MAXやMAP、VO2maxなどの数値をフィードバックする。

 「サイクル パフォーマンス テスト」は、1時間を全力で走り切ったときに出せる平均パワー(FTP)と、VO2max、パワーウェイトレイシオ(W/kg)を計測。設定した時間(20/30/40/60分)、ロードバイクなどの自転車に乗り続けます。計測には別売りのパワーメーターが必要になる。

 「脚力回復度テスト」はジャンプを3回行なうことで、脚の回復度を数値化。プロのアスリートでもトレーニング前にジャンプの高さを測って、回復度を確認しますが、これをVantage V2で計測することができるようになった。そのほか、スマホの音楽再生コントロール機能や、ウェブサービス「Polar Flow」上では、さまざまなテストで計測したデータを一括で分析できるサービスを追加している(Vantage V2ユーザのみ対応)。

Polar Vantage V2(グリーン)

 サイズは直径47mm×厚さ13mm、カラーはブラック/グリーン/グレー・ライム。実売予想価格は7万6780円。胸ストラップ型心拍センサー「Polar H10」とのセットは8万3380円。サイズはいずれもM/Lサイズが用意され、オンラインストアを含む全国のポラール製品正規取扱店で販売。本体とPolar H10セットのグリーン、グレー・ライムはShop Polarでの限定販売となる。

Polar Vantage V2(グレー・ライム)

 また、ブラック/グリーン/グレー・ライムのSサイズ用ハーフベルト、さらに交換ベルトは標準カラーのほかホワイト/レッド/ローズ・プラムの計6色を発売する。

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