このページの本文へ

オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第233回

触らずに泡がでてくるハンドソープを買いました

2020年06月28日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506) 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

家庭用ハンドソープもタッチレスの時代

 店などではよく見るのに家にはない物ってたくさんありますよね。たとえば自動ドア。街中ではむしろ手動の方が少ないんじゃないかっていうぐらい普及していますけど、取り付けている家庭は少ないと思います。

 エレベーターもそうかな。マンションは別として、個人住宅ではどの家にでもあるという物ではありません。エスカレーターにいたっては家庭用は存在しないかも。上りと下りを別に設置するスペースが必要になるし、そもそも大勢の人を早く運ぶためのものだから一般家庭には必要ないですもんね。

 逆にちょっと普及し始めてるものに、キッチンやトイレの自動水栓があります。商業施設や駅などのトイレではごく普通にある、手を出すとセンサーが反応して水が出るあれです。家庭向けの普及率はまだ数%らしいですが、タッチレスがウイルスの感染予防になることもあって、学校などでの採用を目指して各社が力を入れているのだとか。

 レバー式に比べて8割も節水できたり、汚れにくいという利点もあるので、もしかしたらアフターコロナでは自動水栓は一般的なものになるかもしれません。

 水回りのタッチレスといえば、ハンドソープもそうですよね。手を出すとジュワーッと泡がでてくるやつ。ちょっと前までは公共トイレでも手でポンピングしてたのに、いつのまにかタッチレスが普通になりました。

 これも家庭用がありますが、業務用は流しに埋め込まれていることが多いのに対して、家庭用は可搬式。普通のハンドソープのボトルがタッチレスになったイメージです。家だと使う場所はトイレじゃなくて洗面所やキッチンですね。

 工事が必要な設備と違って、これなら気軽に買えます。新型コロナの影響でハンドソープ全体が品薄になっていましたが、先日見つけたので即買いしました。ミューズの『ノータッチ泡ハンドソープ』です。

手をかざすと泡が自動で出てくる「ノータッチ泡ハンドソープ」。手を洗っていると泡の色が変化します

 「薬用せっけんミューズ」というCMのフレーズが印象的すぎて、てっきりミューズが会社名だと思っていたんですけど、全然違いました。レキットベンキーザー・ジャパンという会社で、ミューズはブランド名。ほかにクレアラシルとかドクターショールなども同社のブランドです。

1回ぶんの泡が出て自動で止まる

 「ノータッチ泡ハンドソープ」は、手をかざすと泡が自動的に出てくるディスペンサーと250ml入りソープのセットで、ラインアップは3種類。ワタシが買ったのは「グレープフルーツの香り」で、そのほかキッチン用の「無香タイプ」、オリジナルの「せっけんの香り」があります。また、替えのソープボトルはこの3種類のほか「グリーンティーの香り」と「フルーティフレッシュの香り」があり、全5種類となっています。

ノズルの下に手をかざすと1回ぶんの泡が出てきます。グレープフルーツの香りの泡はピンク色をしています

 ディスペンサーのノズルの下に手をかざすと、1回ぶんの泡が出て自動的に止まります。そのまま手をかざしているともう1回ぶん出ますが、連続で出るのは2回ぶんまで。うっかり何かをセンサーのところに置いてしまったとしても、出続けてしまうようなことはありません。

洗っているうちに色が変わる泡

 ミューズの泡ハンドソープが面白いのは、色が変わるところ。「せっけんの香り」以外は手に出した時には色が付いていて、洗っているうちに白くなっていくのです。

手をゴシゴシと洗っていると、泡の色が徐々に色が白くなっていきます

泡が真っ白になったらちゃんと洗えている証拠!

 「色が変わったら手を洗っているサイン!」とのことで、小さい子は楽しみながら正しく洗えそう。大人が使っててもちょっと楽しいです。

赤外線センサーで動作しているようです

 ノズルの横にはLEDが埋め込まれていました。

ノズルの横にいかにも赤外線LEDっぽいものがありました

ディスペンサーの真ん中にある黒い部分には、動作確認ランプとセンサーが入っています

 説明書に「手をノズルと動作確認ランプの間にかざすように」と書かれているので、ノズルのところにあるLEDが赤外線LEDで、かざした手が赤外線を遮ることで動作するんだと思います。

電池部分は防水仕様

 電源は単3乾電池2本。電池を買うの忘れた! と思ったんですが、ちゃんと付いてました。ちょっとうれしいかも。

電池ボックスは底面に。カバーはしっかりと防水仕様になっています

 電池ボックスの部分は防水仕様になっています。こういうところがしっかり作られているのって安心できますよね。

ボトルはしっかり固定されます

 電池を入れたら、ボトルのシールを剥がして逆さまに差し込みます。

ボトルを逆さまにしてグッと差し込むと、カチッという音がして爪でロックされます

 ボトルを差し込むとカチッという音がして固定されます。2つの爪でガッチリとロックされるので、倒してしまったぐらいでは外れるようなことはありません。

ボトルの真ん中にある液が出る部分には開閉する弁が付いているので、逆さまにしても液漏れしません

 ボトルを交換する時はグッと引き抜くと、カチッという音とともにロックが外れます。ボトルの液が出る部分には開閉する弁がついているので、液がダーッとこぼれてしまうようなことはありませんでした。そりゃそうですよね。

不用意に持つと泡が出ちゃうので注意

 電源を入れると動作確認ランプがチカチカっと点滅して準備完了。移動させる時にセンサー部分を触ると泡が出てしまうので、そこだけは要注意です。

電源をオン

動作確認ランプが数回点滅します。点きっぱなしにはなりません

 動作確認ランプは数回点滅するだけで点灯しっぱなしではないので、電池にやさしい感じです。

ラベルが逆さまだし、中途半端なところまで見えている状態なので、剥がした方がいいかも

 タッチレスの利点は、当たり前ですけどディスペンサーに触らなくていいところ。汚れた手でポンプを押して汚れを移してしまう心配がいらないというのは、思った以上に快適です。もっと早く買えばよかったなー。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ