米新興企業のコイン(Coin)が現地時間14日にカード型デバイス「コイン(Coin)」を発表すると、テッククランチ(TechCrunch)など海外メディアをはじめ各社が注目を集めている。
コインは、クレジットカードやデビットカード、ギフトカードなど各種カードを最大8枚まで収納できるもの。ただし単なるカードケースではない。ケース本体の側面に操作部とディスプレイを搭載し、収納した複数のカードから使用したいカードを選択すれば、ケースからカードを出さずにそのカードとして利用できるという優れものだ。
公式サイト上ではコインの特徴を紹介するビデオを公開。セキュリティやスマホとの連携など各種の機能を説明している。発売時期は2014年夏を予定しているようで、価格は100ドルだが、サイト上では11月18日時点で半額の50ドルで予約販売を行っている。
月刊「アスキークラウド」創刊3号(11月号/9月24日発売)では、「10億円ビジネスを作ろう 現金決済 150兆円争奪戦」と題した特集記事で、クレジットカードや電子マネー、デビットカードなどを活用した“脱現金決済サービス”を紹介している。先進国のなかでも現金決済の占める割合が高い日本において、コインは脱現金化へのツールとなりそうだ。
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