街を歩いてて出会う猫は次の3種類しかない。飼い猫と野良猫と地域猫である。
人口密度が高い都市部では室内飼いが主流なので(うちも室内飼い。マンションだし。あ、ちゃんとペット可のマンションであります)見かけることが少なくなってきたが、昔は猫なんて放し飼いが当たり前だったので、今でも古い住宅街や地方では普通に飼い猫がその辺を歩いてる。
飼い主がいない猫は野良猫。野生の猫とは言わない。そもそも、都市部に野生猫なんていないし。みな飼い猫のなれの果てである。
でも食べるものに事欠かないし、飼っているわけじゃないけどおなかを空かせてやってきたら餌をあげる人もいるので生き延びられるわけだ。
でも人口密集地になると、庭を荒らされるとかトイレにされて困るとか、食べ残しの餌にカラスが群がるとか、そもそも猫が苦手とか何かと問題も発生する。
そこに出てきたのが地域猫という概念。
飼い主がいない猫をボランティアの手でちゃんと世話・管理しようという動きが、20世紀末あたりからはじまった。猫たちをきちんと管理しますから、その代わりその存在を容認してくださいというわけ。
という話をいきなりはじめたのは、先日品川を歩いてたら、こんな張り紙があったから。
歩いてて猫をよく見かけると思ったらきちんと管理されているのだ。
大事なのは、きちんと決まった時間に決まった場所で餌をあげ、終わったら食べ残しや容器は回収することと、猫の不妊手術を行なって数を管理すること。
逆にそうして毎日決まった時間にごはんをもらってる猫に、勝手に餌をあげたりしないことってこともいえる。
不妊手術はお金もかかるし、猫を捕獲して獣医に連れて行かないといけないので大変なのだが、きちんとされていて頭が下がります。
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