ARMコアプロセッサーで省電力と性能を両立
ぷらっとホームはARMコアプロセッサーを搭載したマイクロサーバー「OpenBlockS Aファミリ」を2モデルを発表した。ARMコアのプロセッサーを採用することで、低い消費電力でありながら、高いパフォーマンスを実現するという。
OpenBlocks AX3はARM Cortex-A9アーキテクチャのデュアルコアARMADA XP 1.33GHzを採用し、1GBメモリを搭載したハイエンドモデル。2/4のGbEポートを搭載し、SATA/eSATAポート×1、RS232Cポート×2、USB2.0ポート×2を備える。ハードウェアFPUを搭載し、45℃の動作保証を実現した。参考価格(税込)は5万9800円。
OpenBlocks A6はARM9アーキテクチャのシングルコアARMADA® 310 600MHzを採用し、512MBメモリを搭載したエントリモデル。1つのGbEポートを搭載し、SATAポート×1、GPIO(8ビット)、RS232Cポート×2、USBポート×1を備える。こちらはAX3に比べて10℃高い55℃での動作保証を実現している。参考価格(税込)は3万6800円。
楽ちんアプライアンスも3モデルを追加
また、あわせて導入の容易さを謳ったアプライアンス「EasyBlocksシリーズ」もARMコアプロセッサーを導入した新ハードウェアを採用した3モデルを追加した。
EasyBlocks Enterpriseは、RADIUS、DHCP、DNS、NTP、Syslog、プロキシ、監視管理などのネットワーク管理サービスを提供する統合型アプライアンス。有償オプションとしてインターネットイニシアティブ(IIJ)のリモート設定・管理基盤であるPRCM(リモートコントロールマネージャー)が実装可能になった。
また、「EasyBlocks Webキャッシング向けProxyモデル」、デジタルアーツのWebフィルタリングソフトを組み込んだ「EasyBlocks Webフィルタリング向けProxyモデル powered by i-FILTER」も追加された。アプライアンスに関しては、オープン価格になる。
![](/img/blank.gif)