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楽ちんアプライアンスの新モデルも投入

性能もあきらめない!ARM搭載のマイクロサーバー登場

2012年06月08日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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ARMコアプロセッサーで省電力と性能を両立

 ぷらっとホームはARMコアプロセッサーを搭載したマイクロサーバー「OpenBlockS Aファミリ」を2モデルを発表した。ARMコアのプロセッサーを採用することで、低い消費電力でありながら、高いパフォーマンスを実現するという。

 OpenBlocks AX3はARM Cortex-A9アーキテクチャのデュアルコアARMADA XP 1.33GHzを採用し、1GBメモリを搭載したハイエンドモデル。2/4のGbEポートを搭載し、SATA/eSATAポート×1、RS232Cポート×2、USB2.0ポート×2を備える。ハードウェアFPUを搭載し、45℃の動作保証を実現した。参考価格(税込)は5万9800円。

ARMコアプロセッサーを採用した「OpenBlocks AX3」

 OpenBlocks A6はARM9アーキテクチャのシングルコアARMADA® 310 600MHzを採用し、512MBメモリを搭載したエントリモデル。1つのGbEポートを搭載し、SATAポート×1、GPIO(8ビット)、RS232Cポート×2、USBポート×1を備える。こちらはAX3に比べて10℃高い55℃での動作保証を実現している。参考価格(税込)は3万6800円。

低価格なエントリモデル「OpenBlocks A6」

楽ちんアプライアンスも3モデルを追加

 また、あわせて導入の容易さを謳ったアプライアンス「EasyBlocksシリーズ」もARMコアプロセッサーを導入した新ハードウェアを採用した3モデルを追加した。

 EasyBlocks Enterpriseは、RADIUS、DHCP、DNS、NTP、Syslog、プロキシ、監視管理などのネットワーク管理サービスを提供する統合型アプライアンス。有償オプションとしてインターネットイニシアティブ(IIJ)のリモート設定・管理基盤であるPRCM(リモートコントロールマネージャー)が実装可能になった。

EasyBlocks Enterprise

 また、「EasyBlocks Webキャッシング向けProxyモデル」、デジタルアーツのWebフィルタリングソフトを組み込んだ「EasyBlocks Webフィルタリング向けProxyモデル powered by i-FILTER」も追加された。アプライアンスに関しては、オープン価格になる。

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