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1年以内にオープンソースで技術公開

フュージョン、NIST定義に準拠したクラウド基盤「copse」を開発

2011年05月26日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 楽天傘下のフュージョン・コミュニケーションズは、NIST(National Institute of Standards and Technology)の定義に準拠したクラウド基盤「copse(コプス)」を開発。テクノロジープレビューを5月25日から開始した。

 copseはESB、SAML SSO、Rule Engineなどによって制御されたコンポーネントを組み合わせることで実現されたクラウド基盤ソフトウェア。現在、73個のSOAP APIが公開されており、外部からのコントロールも可能になっている。今回はおもにIaaSを実現するための機能だが、今後拡張を続け、1年後にはオープンソースで公開する予定。

 テクノロジープレビューは、copseが商用のクラウド構築として利用可能かを検証するもので、冗長化ネットワークと強固なデータセンター上にcopseのテクノロジープレビュー環境を構築。オンデマンドや大容量ネットワーク、プロビジョニングなど、NISTがクラウドの5つの特性として定義づける「Five Essential Characteristics」を満たすことが可能になっているという。

 テクノロジープレビューでは、コンソールのほか、コンピュート、ストレージ、ネットワーク、モニタリング、サービス、APIなどが提供できる。copseテクノロジープレビュー登録者に登録から1年間、標準でIaaS機能について無償使用枠を提供する。サイト上で申し込みを受け付けている。

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