ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは、愛媛のパルソフトウェアサービスと協業し、リモートアクセス管理サービス「SSL MAX」を提供すると発表した。在宅勤務や事業継続の観点で注目を集めているリモートアクセスが、低価格な月額サービスとして容易に導入できるという。
これはウォッチガードのSSL-VPNゲートウェイ「SSL 100/560」とクラウドベースのワンタイムパスワード(OTP)を組み合わせたもの。位置と順番に当てはまる数字を使い捨てのパスワードとして使用するマトリクス型のOTPを認証に採用し、セキュリティを高めるという。初期費用は不要で、月額課金のレンタルサービスモデルで提供される。
また、エンドポイントセキュリティの完全性チェック、Javaベースのアプリケーション配信オプション、双方向トンネルなどの高度な機能も装備。ファイルの削除やキャッシュのクリーニングなどでエンドポイントからアクセス形跡を消去することで、情報漏えいも防ぐという。
接続を行なうクライアントはWindows XP/Vista/7などに対応するほか、iPhone/iPad専用のクライアントも近日公開される予定となっている。料金はオープン価格で、販売パートナーによって異なる。