インテル(株)は29日、福岡市天神のソラリアターミナルビル ライオン広場にて、ユーザー参加型の体験イベント「知ってワクワク、使ってナットク。パソコン体験イベント ~インテル Core 2 Duo プロセッサーで広がる便利な生活~」を開催した。期間は30日までで、開場時間は12時から18時まで。
同種のイベントは、日本各地でたびたび開催されているもので、さまざまなテーマ別に最新のCore 2 Duo搭載パソコンで得られるユーザー体験を実際に触れてもらうことで、パソコンの販売促進につなげようという試みである。
会場には7つのコーナーが設けられており、来場者は各コーナーでスタンプを集めることで、2GBのUSBメモリーなどが当たる福引きに参加できるという趣向となっていた。コーナーは初心者にパソコンの楽しみを伝えるコーナーを始めとして、、地上デジタル放送や携帯電話との連携、モバイルノートやウルトラモバイルパソコン(UMPC)のコーナーなどが用意された。
中でも力を入れた展示が、古いパソコンやシングルコアのCPUとの性能比較コーナーだ。すでにWindows XP搭載パソコンを所有しているユーザーに対して、買い換え需要を喚起することを目的としている。これらのコーナーでは、古いパソコンと最新のCore 2 Duo搭載パソコンの性能差を、インテル製のデモソフトや実際のアプリケーションを利用して、説明を行なっている。
西日本鉄道(株)の西鉄福岡駅の下で、繁華街の中心というロケーションの良さもあり、イベント会場は常に来場者が引きも切らず訪れていた。年配の方や家族連れが多いのも、ロケーションゆえのことだろうか。
会場ではコンパニオンが、来場者にインタビューする様子が映像で映し出されていた。そのインタビューや来場者の声を聞く限り、来場者でパソコンを所有していないという人はまれのようで、「今あるパソコンの買い換え」に興味を持つ方が多かったようだ。具体的な活用シーンの提示や性能比較を主体とした展示は、パソコン販売店の店頭ではなかなか見られないということもあってか、熱心に説明に聞き入る人も多かった。会場は小規模ながら、1日で2000人ほどの来場者が見込まれている。