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ジオン脅威のメカニズム! 3倍速い赤い彗星であのCMが再現できる!

2008年03月08日 23時00分更新

文● 伊藤 真広

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 ジオン脅威のメカニズムといえば、往年のガノタであればニュータイプばりにピキーンと来る人も多いファーストガンダム当時に放送されたガンプラのCMだ(え? わからない? そういうちびっ子はお父さんに聞いてみよう!)。
 今回は発売されたHCM「MS-06S ZAKU II」は、いうまでもないと思うがシャア専用の赤いヤツだ。シャア専用といえば“3倍速い”といわれているが、量産型MSで実際にシャアが他の機体より3倍のスピードで運用したことが描かれているのはこのZAKUIIのみとなっている。とはいっても、シャア専用にカスタマイズされていたかというとそういうわけではないという。では、なんでこの期待が3倍はやいといわれていているかといえば、、指揮官用にピーキーにチューンされたZAKUIIをシャアがニュータイプの素養を使って操縦することで限界まで性能を引き出しただけという説が有力になっている。

シャアザクですもの、パッケージももちろん赤いに決まってる!

 さて、話をHCMシリーズのZAKUIIに戻して、ディテールをチェックしてみると、以前発売されているHCMシリーズの量産型ZAKUIIをベースに使っているため、ザックリと見た感じでは、ランドセルの形状とヘッドの指揮官を示すブレード、足回りのバーニアが若干違うのと、カラーリングが以前のものと比べて細かくなっている。細かい点以外は大きな変更はなさそうだ。とはいえ、すでに量産タイプのZAKUIIが発売されているのだから、ファンであればこの赤いやつも手に入れて小隊を組みたいところだろう。
 今回のこのパッケージの最大の魅力といえば、往年の名ガンプラCM「ジオン脅威のメカニズム」が再現できる整備用のハンガーが付属している点。これまでMSの機体は様々な種類が発売されてきたが、ハンガーなどは付属していなかったために、連邦軍のMSとの戦闘シーンは再現できても、基地に帰還して整備中のシーンなどは再現するには自作するしかなかった。しかし今回ハンガーが付属したことで手軽にそれらのシーンが再現できるようになったのだ。価格は5000円前半。シャアマニアならば、是非入手しておきたい一品だ。

ハンガーで整備中のシャアザク。これで整備用のメカニックなどがあれば最高なんだけど、やはり作るしかないのか!

ハンガーの上部にはZEONIC社のロゴが。ここを削ってしまえば、連邦軍のモビルスーツ用ハンガーとして使える。武器の格納スペースもついている辺りは、ファンの心がよくわかっているよ、バンダイ!!

付属している武装は、ザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒートホークの3種類で、クラッカーなどは付いていないようだ

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