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パソコンの次はプリンターのワイヤレス化が求められている

レックスマーク、ワイヤレスインクジェットプリンター/複合機の発表会を開催

2007年05月17日 18時02分更新

文● 編集部 永水和久

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レックスマーク インターナショナル(株)は17日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで、2007年夏モデルとなるWindows/Mac両対応のワイヤレスインクジェットプリンター/複合機など合計6機種の発表会を開催した。

X9350

X9350

X4550

X4550

Z1420

Z1420

今回発表された新製品のうち、無線LAN機能(IEEE 802.11b/g)を標準で搭載するモデルは、ADF付きの複合機『X9350』とADFなしの複合機『X4550』、単機能機『Z1420』の3機種。加えて、オプションで無線LAN機能(IEEE 802.11b/g)に対応する複合機『X3550』をラインナップする。

これらの機種に搭載された無線LAN機能は、付属のアプリケーション(Windows VistaやMac OS X対応)をパソコンにインストールして、ウィザードに沿って行なうことで簡単に利用できるという。実際にデモンストレーションが行なわれ、用意された選択肢をラジオボタンで3回選択するだけで、設定を完了していた。

ワイヤレス機能の設定。その1

ワイヤレス機能の設定。その1

その2

その2

その3

その3

その4

その4

その5

その5

その6

その6

このほかは、オプションを含めても無線LAN機能には対応しない複合機の『X2550』と単機能機の『Z1320』の2機種で、合計6機種となる。『X2550』に関しては、プリンター本体から液晶ディスプレーを省略して低価格化が図られている。製品の詳細や価格はこちらのニュース記事を参照されたい。

アジアパシフィック担当マーケティングディベロップメントマネージャーのミン・トラン氏

アジアパシフィック担当マーケティングディベロップメントマネージャーのミン・トラン氏

記者発表には、コンシューマプリンタ事業部アジアパシフィック担当マーケティングディベロップメントマネージャーのミン・トラン(Minh Tran)氏が出席し、日本において、パソコンのワイヤレス化に比べてプリンターのワイヤレス化が進んでいない現状を言及した。

トラン氏は、「日本の家屋は諸外国と比べれば条件的に小さくなるため、コンピューター専用の部屋が設けられることは少ない。比べて、キッチン/ベッドルームなどどこでもパソコンを使いたいという需要は大きい国で、ワイヤレス機能を持つノートパソコンは普及している。しかし、プリンターのワイヤレス化は進んでおらず、プリントの際にはUSBをつなぎに部屋へ戻る、といった具合。今後、日本ではどこでもプリントできる環境が求められている」と述べた。

その上で、「今後はその環境を率先して提供していく。環境を提供していく上で、ユーザーにとって必要なのは適正価格インストールのしやすさの2つであり、今回の新製品で答えた」と語った。

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