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米原市とNTT西日本がNTTスマートコネクトの生成AIサービス実証実験を共同で実施

NTTスマートコネクト株式会社
2024年05月20日

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NTTスマートコネクト株式会社
~テキスト生成AIと文書検索AIを組み合わせた検索機能の試行~

 米原市(市長:平尾道雄)と西日本電信電話株式会社(代表取締役社長:北村亮太、以下、NTT西日本)は、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(代表取締役社長:牧内貴文、以下、NTTスマートコネクト)が提供する生成AIサービスのナレッジ検索技術(仮称)の業務効率化への活用と精度向上に向けた実証実験を開始します。


1. 背景と目的
 生成AI技術の進展とともに、社内ドキュメントとの連携が業務効率化に大きな期待を集めています。NTT西日本と米原市は、この技術を活用して情報アクセスの迅速化と正確性の向上をめざし、業務プロセスの効率化を図ることを目的としています。

2. 実証実験の概要
 この共同実証プロジェクトでは、NTTスマートコネクトが提供する生成AIサービスを利用し、米原市の庁内ドキュメントから関連する情報を検索し、そのデータを基に新たなテキストを生成するナレッジ検索技術(仮称)の効果を検証します。この技術を用いることで、職員が迅速かつ正確に必要な情報を取得し、業務の効率化を実現することをめざします。実施期間は、2024年6月1日から8月31日を予定しています。
具体的には、職員の福利厚生や会計年度任用職員に係る庁内問合せやウェブサイト等に公開する文書等など検索対象を限定し、情報抽出の迅速性や回答の正確性を検証します。

3. 各者の役割
米原市:庁内ドキュメントを提供し、実証実験の対象業務を選定します。また、実験結果を基に業務の適用可能性を評価し、フィードバックを提供します。
NTT西日本:技術的な支援を実施し、実証実験の環境整備と運営を担当します。また、評価実験の支援とデータ分析を行い、ナレッジ検索技術(仮称)の精度向上に向けた技術支援を進めます。
NTTスマートコネクト:生成AIサービスを提供し、実証実験で使用する技術の基盤を支えます。また、ナレッジ検索技術(仮称)の精度向上をめざします。

4. 今後の展開
 本実証プロジェクトを通じて、ナレッジ検索技術(仮称)の効果を広く評価し、その結果を基に業務プロセスの改善を図るとともに、米原市の更なる業務効率化及びDX推進の実現をめざします。この技術は、他の自治体や組織での業務改善に応用していくことを予定しており、技術的な改善とフィードバックを反映させ、継続的なシステムの最適化も進めて参ります。

<本件に関するお問い合わせ先>
米原市 政策推進部 デジタル未来推進課
E-mail:joho@city.maibara.lg.jp
TEL:0749-53-5169
受付時間:平日8:30~17:15(土・日・祝・年末年始(12/29~1/3)を除く)

西日本電信電話株式会社 滋賀支店
滋賀ビジネス営業部 エンタープライズビジネス営業部門 ソリューション担当
TEL:077-527-7461
受付時間:平日9:00~17:00(土・日・祝・年末年始(12/29~1/3)を除く)

エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社
クラウドビジネス部
E-mail:smartgai_info@nttsmc.com
受付時間:平日9:30~18:00(土・日・祝・年末年始(12/29~1/3)を除く)

<報道機関からのお問い合わせ先>
西日本電信電話株式会社 滋賀支店 広報担当
TEL:077-527-8799
受付時間:平日9:00~17:00(土・日・祝・年末年始(12/29~1/3)を除く)

※電話番号をお確かめのうえ、お間違いのないようお願いいたします。

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