ブランドの認知拡大が鍵に
これまでNTTドコモとの取引のないXiaomiは、NTTドコモとの関係を築くことができるのか。
大沼社長は「われわれからアプローチしていないわけではなく、その都度、しっかりと会話をしている。いろいろ言えないことはあるが、会話は継続していきたい」と語る。
ちなみに、大沼社長は過去には日本や海外メーカーにも在籍し、キャリアとのパイプはかなり太い。Xiaomiとしても日本での販売台数をさらに稼ぐためにはキャリアとの関係性が重要ということもあって、大沼社長に白羽の矢が立ったのだろう。
コストパフォーマンスの高さとしてはZTEもXiaomiも申し分ない。あとは、nubiaやXiaomiといった、日本のユーザーが全く認知していないブランドをどれだけ浸透させるかが、飛躍するための課題と言えるだろう。
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