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オルツの軽量型大規模言語モデル「LHTM-OPT」がAWS Marketplace上にて公開

 オルツは3月21日、軽量型大規模言語モデル「LHTM-OPT」を、AWS Marketplace上に日本語LLMとして公開し、APIサービス提供を開始した。

 LHTM-OPTは、高精度かつ高速な処理能力を持つ軽量型大規模言語モデル。2023年10月にリリースされ、日本語データを大量に含んでいるため日本国内のさまざまなアプリケーションで利用されている。サービスは同社の「alt developer」のAPIサービスを通じて提供(alt Developer Gate)する。

 国産のプライベートLLMモデルである利点を活かし、日本語による質問への自動応答、RAG、社内知識ベースによる回答、機械翻訳などの日本語LLMアプリケーション開発にすぐに適用可能。これによって多種多様なPoC(実証実験)案件への応用も期待できることから、本サービスの開始に伴って日本語LLM市場におけるより広範な活用を目指すという。

 API提供価格は12円/1万オルツトークンで、市場平均よりも安価に活用できるとしている。

 また、LHTM-OPTはAWS Marketplaceでも公開され、AWS Marketplace経由でLHTM-OPTをサブスクライブし、自身のAWS環境へ簡単にデプロイできる。AWS Marketplaceにおける機械学習モデルとしての出品は、日本企業では初の事例になるとしている。

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