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静かで軽くて高性能なファンレスノートPCが今熱い!

ファンレスノートPCの人気3モデルをガチで検証してみた

2024年03月01日 07時00分更新

文● 柴田尚/編集部

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編集部おすすめ3機種の実力は? ベンチマークで検証

 各種ベンチマークにより、すでにご紹介した3機種のスペックを数値で比較していく。OSの違いもあり単純比較はできないが選ぶための参考にしてほしい。

■CINEBENCH 2024

【検証環境】CPUそのものの性能を測定することが可能なCINEBENCH 2024。そのWindows ARM用とMac OS用にて、CPUのコア単体(Single)とマルチコア総合(Multi)でのスコアをチェックする。CINEBENCH R23とは互換性がないことには注意。

【結果】純粋に数値で見ると、MacBook Airに搭載されたM2チップのパワーが際立つ。とはいえMac OSとWindowsでは単純な比較はさほど意味はないだろう。Windowsの2台においては、若干Surface ProのMicrosoft SQ3のほうが上か。

■CrystalDiskMark&AmorphousDiskMark

【検証環境】ストレージの速度をCrystalDiskMark 8.0.4にてチェックする。ただしMac OS版は存在しないので、MacBook AirではCrystalDiskMarkにリスペクトして作られたAmorphousDiskMarkを使用して計測している。参考値程度に留めてほしい。

【結果】3機種とも高速でハイレベルなスコアとなっている。Surface Pro 9とThinkPad X13s Gen 1においてはほぼ誤差と言っても過言ではない差だ。MacBook Airのみ、シーケンシャルよりランダムアクセスのほうが得意なようだ。

■バッテリー駆動時間

【検証環境】すべてのマシンを輝度最大、パフォーマンス最大の状態で高解像度のネット経由で受け取った動画を延々と流し続ける状況で、バッテリーが5%になってスタンバイもしくは電源オフになるまでの時間を比較する。

【結果】厳しめの設定の中で、ThinkPad X13の12時間超えが目を引く。ビジネスユースな使い方であれば気になることはないだろう。残る2台も負荷の大きい計測にもかかわらず十分な時間を発揮しているので、普段使いでは大きな問題にならない。

■その他ベンチマーク「PCMark 10」「Geekbench 6」

【検証環境】Windowsの2機種では、PCMark 10でMicrosoft Officeの処理速度をチェックするApplicationsを走らせる。さらに3機種とも共通のベンチマークとしてGeekbench 6のCPUテストを実施した。

【結果】PCMark 10ではThinkPad X13s Gen 1に軍配が上がったが、どちらも高スコアを記録した。Geekbenchにおいては、MacBook AirのM2チップが圧倒的なパワーを発揮。M2チップの強力さがよくわかる結果となった。

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