2024年1月18日、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが「令和6年能登半島地震における通信エリアの復旧状況について」という4社共同会見を実施した。
ここ最近、NTT法廃止に反対という主張をするため、KDDIとソフトバンク、楽天モバイルが並んで会見や説明会をすることはあったが、NTTドコモも混じっての4社共同会見はかなり異例だ。
あるキャリア関係者は「霞ヶ関(総務省のこと)に言われて、このような座組みになった」と裏事情を明かした。
過去にも東日本大震災などで、通信エリアの復旧状況について、各キャリアが説明会を開催したことはあったが、いずれも個別での実施だった。今回のように4社が並んで、しかもNTTドコモのスタジオから配信して会見するなんて、異例の事態と言えるだろう。
この連載の記事
-
第199回
iPhone
アップル新型「iPad Pro」実物を見たら欲しくてたまらなくなった -
第198回
トピックス
ドコモ新社長は“経済圏”拡大より、ネットワーク品質とショップ網の再構築を最優先すべきだ -
第197回
トピックス
なぜソフトバンクやKDDIのネットワークは強いのか 「2.5GHz帯のTD-LTE」最強説 -
第196回
トピックス
F1の裏に“レノボ”あり 500TBのレースデータを高速処理 -
第195回
トピックス
格安スマホ、キャリアより「シンプルで安い」とふたたび注目 -
第194回
トピックス
中国スマホメーカー、日本への攻勢強める 格安折りたたみスマホで勝負 -
第193回
トピックス
ドコモが狙う“スマホの次“ iPhoneから「Vision」の時代へ -
第192回
トピックス
KDDI「povo」世界進出へ “黒子に徹する”新ビジネスとは -
第191回
トピックス
スマホ基地局を安くする ドコモとNECが世界展開する「オープンRAN」とは -
第190回
トピックス
KDDI対ソフトバンク “快適な5G”競争に本気出す -
第189回
トピックス
ドコモはユーザーの期待を裏切らないよう、品質改善に資金をつぎ込んでいくべきだ - この連載の一覧へ