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B760M AORUS ELITE X AXをレビュー

白基板マザーボードと技アリPCケースでコンパクトな液晶一体型ホワイトPCを自作!

文●モリケン 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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14700Kのポテンシャルを存分に発揮

 ここからはCore i7-14700Kがきちんと運用できるのか確かめるため、CINEBENCHで負荷をかけてチェックしてみた。なお、メモリーのXMPを有効にした以外は、BIOSはデフォルト設定で検証した。

白基板マザーボードと技アリPCケースでコンパクトな液晶一体型ホワイトPCを自作!

CINEBENCH R23の結果

白基板マザーボードと技アリPCケースでコンパクトな液晶一体型ホワイトPCを自作!

CINEBENCH 2024の結果

 

 CINEBENCH R23の結果は、Multi Coreが31857ptsで、Single Coreが2088pts。CINEBENCH 2024の場合、Multi Coreで106167pts、Single Coreは1787ptsだった。

 特段おかしい値でもないため、サーマルスロットリングに入ることなくきっちり動いたようだ。インテルB760チップセットを採用するミドルレンジクラスのマザーボードでも、十分な性能を発揮できたと言える。

Sensor Panel Linkでオリジナルスキンを表示してみる

 Sensor Panel Link用のHDMI端子はCPU内蔵GPUから出力することになるが、主にPCケース内部に配置する液晶ディスプレーとの接続を想定している。

 GIGABYTEのウェブサイトから、CPUの情報などを表示するソフトウェアのスキンがダウンロードできる。なお、このスキンはほかのソフトにかぶせる形になるため、そのソフトも別途インストールしなければならない。必要なソフトは「HWiNFO」、「Rivatuner Statistics Server」(RTSS)、「Rainmeter」の3つ。

 導入してみると、PCケースフロントで常に動作クロックや温度をチェックできてかなり楽しい。ちなみに、PCケースの液晶は1280×800ドットだが、スキンの解像度が1024×600ドットで作られていたため、全画面表示はできなかった。こだわりたい人は、別途そのサイズでスキンを作るといいだろう。

白基板マザーボードと技アリPCケースでコンパクトな液晶一体型ホワイトPCを自作!

スキンをかぶせるとこんな感じで各種情報を表示できる。もちろん、ディスプレーとして認識しているので、ブラウザーやExcelなども普通に表示できる

まとめ:B760M AORUS ELITE X AXはただ白いだけじゃない、DIYがはかどる遊び心のあるマザーボードだ

 最近は白いPCパーツが本当に増えているが、白いマザーボードはまだ少ない印象だ。そんな中、B760M AORUS ELITE X AXは基板まで白い稀有なモデルだ。インテルB760チップセット採用モデルとしてはやや高価な部類だが、PC内部用のHDMI端子があるなど、そのユニークさは相当なものだ。

 そのうえ、M.2 SSDをラクに取り付けられる仕組みもあるなど、DIYフレンドリーなマザーボードとも言える。液晶ディスプレーを内部に入れる上級者にも、PC自作に慣れていない初心者にもオススメできる、コンパクトで白色パソコンを組み立てるにはもってこいの1枚だ。

白基板マザーボードと技アリPCケースでコンパクトな液晶一体型ホワイトPCを自作!

新しい形の液晶一体型PC。もちろん、ビデオカードに別途ほかのディスプレーを接続すれば、マルチディスプレーもできる

(機材協力:サイズ、Cooler Master、Xenova

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