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ファーウェイ通信 第206回

より軽くなって快適な装着感を実現、バッテリーもさらに強力に!

「HUAWEI Eyewear 2」はビデオ会議が多いビジネスパーソン向けにさらなる進化! 詳しくレビューした

2023年11月24日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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音漏れをさらに軽減し、大容量バッテリーを搭載
テレワークやビジネスの現場でも自然かつ便利に使える

 前述したように、HUAWEI Eyewear 2はオープン型イヤホンを搭載している。オープン型のメリットのひとつは、周囲の音が聞こえること。耳を塞いで環境音をシャットアウトしてしまうことで起こりうる事故のリスクを減らしてくれる。たとえば会社で使っていて上司や同僚に話しかけられたり、家事の途中に使っていて子供の様子にも注意を払うといった場面で有効だ。また、耳の中にイヤホンを入れることがないため、耳への負担が少なく、衛生的に使えることもメリットとして挙げられる。

HUAWEI Eyewear 2

耳の方向に向けられた指向型のスピーカーで音漏れは少ないのに、しっかり音声を聞くことができる

HUAWEI Eyewear 2

これが実際のスピーカー部分

 一方でこうしたスタイルだと周囲への音漏れが不安になる。ビジネスシーンでのオンライン会議であればなおさらだ。

 しかし、音漏れ防止の面でも、HUAWEI Eyewear 2は進化している。ハードウェア的には上下対称的なスピーカー設計により、出力している音とは逆位相の音波を発生させて音漏れを低減する「逆音波アルゴリズム2.0」にアップデート。ソフトウェア面では、環境音に合わせて自動で調整する「スマート音声調整アルゴリズム」も搭載する。後者はたとえば、エレベーターなど静かな場所に移動すると自動的に音量を小さくしてくれるという機能。これらにより、重要な会議の内容などを周囲に聞かれなくて済むはずだ。

 サウンド面では、同一指向型デュアル振動板の採用によりオーディオ音声を約30%強化。迫力ある低音ときめ細やかな音質表現になった。また、マイク配置の工夫と独自のノイズ軽減アルゴリズムを組み合わせた、新たな風ノイズ低減設計としたことで、より鮮明な通話も実現した。さらに、Bluetooth 5.3対応により、接続の安定性も向上している。

 前モデルからは、バッテリー性能も大幅に向上した。純粋にバッテリー容量が約30%アップしたほか、本体側の消費電力も軽減しており、バッテリー駆動時間は、音声通話が約9時間、音楽再生は約11時間と、前モデルの約4.5時間と約6時間から大きく伸びている。また、テンプルの左右先端部分とマグネット接続する、付属の専用充電ケーブルを使うと約50分でフル充電が完了。約10分の充電で約3時間の音楽再生が可能になる急速充電にも対応しているので、充電を忘れていてもすぐに利用を再開できる。

HUAWEI Eyewear 2

充電時はこのようにテンプルの両先端と専用ケーブルを接続する

 今回、HUAWEI Eyewear 2を自宅からのオンライン会議参加や仕事中のBGM視聴などに使ってみた。やはり印象的なのは、軽快で安定した着用感。また、イヤホンと違って、長時間使用しても耳に疲れや不快感が生じにくい。

 音質については、前モデルの試用時にも感じたことだが、外観だけ見ているときに想像するものよりもずっとクリアなことに驚かされるだろう。もちろん、オンライン会議の音声はまったく問題なく聞こえるし、作業しながらBGMを聞く用途でも、自然なサウンドがほどよく心地よいため作業がはかどる。オンライン会議の相手に、こちらのマイク音質について聞いてみたが、しっかりクリアに聞こえていたとのことだった。

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