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弁護士のAI活用を普及するX-Legal協会が、日本初、弁護士向けリーガルリサーチAI※1の無償提供を開始

PR TIMES

一般社団法人X-Legal協会
ChatGPTを活用したリーガルリサーチLINEアプリ「LAWBO(ローボ)powered by ChatGPT」(以下「LAWBO」といいます。)の提供を開始

一般社団法人X-Legal協会(読み方:クロス・リーガル協会、主たる事務所:東京都千代田区永田町、代表理事:多田 猛、以下「本協会」)は、弁護士向けリーガルリサーチAI「LAWBO」の提供を開始したことをお知らせします。 ※1:大規模言語モデルを活用した弁護士向けリーガルリサーチAIとして(2023年8月・自社調べ)



X-Legal協会とは


本協会は、「誰もが当たり前にリーガル・サービスを活用し正義を実現できる社会を創ること」を理念とし、活動しています。その活動の一つとして、弁護士によるAI活用を普及していきます。弁護士の業務効率を高めることで、社会のより多くの人に、より細やかなリーガル・サービスを届けることができると考えているためです。

また、AI活用にはまだ回答精度の問題や、法的・倫理的な課題が多分に残されており、法律に関するAI活用は、法律専門家である弁護士のみで、適切にコントロールしながら進めていくべきだと考えています。本協会はこのような理念に賛同してくださる弁護士を会員として募り、会員間で意見交換をしながら、法律に関するAI活用の標準規格の整備を目指していきます。

「LAWBO(ローボ)」とは


リーガルリサーチをサポートするAI
弁護士の主たる業務であるリーガルリサーチをサポートするAIです。弁護士に、AIをより身近で、使いやすい存在として感じてもらうために、まずはLINEアプリにて無償提供いたします。
※利用には本協会への会員登録が必要となります。
※リリース時は民法の範囲での提供となります。順次、会社法、刑法、その他法令へと対応範囲を広げていきます。

普段、アソシエイトやパラリーガルに依頼したり、自身でおこなうリーガルリサーチを、LINE上で気軽にLAWBOにお願いすることができます。ChatGPTを活用しているため、自然な対話形式で回答を得られます。また、条文や判例等の参考情報を提示してくれます。ChatGPTの生成AI技術と、100万件以上の法律データを組み合わせ、独自の技術により高精度な回答ができるAIを目指しています。

弁護士が育てるAI
しかしながら、現状AIが専門家と同程度の精度で回答することは困難であり、弁護士による最終チェックは必須となります。そこで、LAWBOは、その弁護士による最終チェック(添削)の内容を再学習させることで、性能を向上させていく機能を設けています。LAWBOは活用がされるほど、弁護士の知識・知恵・経験を吸収し、法改正された内容や、新しい法解釈等をアップデートしながら、有能なAIへと育っていきます。LAWBOは、そんな「弁護士の、弁護士による、弁護士のための」AIを目指しています。
※質問、添削内容をそのまま再学習に活用することはありません。個人情報やプライバシー保護、守秘義務等の観点からフィルターをかけた上で、再学習させます。

利用方法


1.以下のいずれかの方法でLINEにて「友だち追加」をする。
1.リンクからアクセス:https://lin.ee/i7KRScG
2.ID検索:@lawboとLINEで検索
3.下記、画像からLINEのQRコードを読み込み

2.LINEアプリ上で必要事項を入力し、本協会の会員登録をする。
※本協会の会員弁護士限定のアプリです。

3.すぐにLAWBOとのチャットを始められます。

今後の展開



今秋には、QAサイト形式にてLAWBOを提供する予定です。他の会員弁護士がした質問も閲覧でき、複数の会員弁護士で同一のAIの回答を添削することができます。これにより、会員弁護士間のナレッジ共有を可能にするとともに、効率的かつ民主的にAIを育てることができます。
質問や添削を本協会の会員弁護士が評価をし、評価結果に応じて、AIに学習させるデータの選別や重み付けを変えることで、効率よく高品質なAIの構築を実現します。会員弁護士による評価結果がAIに反映されていくため、会員弁護士全体の意見を反映した民主的なAIをつくることができます。また、評価の高いデータ提供者に、インセンティブ(特典に結びつくポイント等)を付与することで、高品質なデータの収集を目指します。

開発者について


LAWBOは、早稲田大学大学院 創造理工学研究科 修了後、NTT研究所、アクセンチュアにてAIの研究をしてきた吉田学を中心とするチームで研究開発を行なっています。吉田は、AIによる人の感情推定や行動変容に関する研究、事業収益への貢献の実績が認められ、NTT研究所、NTTドコモ、アクセンチュア、学術会にてAI技術に関する表彰を9回受賞してきました。また、AIに関する特許について国内外で30件以上の出願・取得実績があります。
LAWBOは、Microsoft Corporation(本社:米国ワシントン州)の支援を受け、Azure、OpenAIを活用し、開発をしています。

協会概要




代表理事について


代表理事の多田は、弁護士法人Proceedの代表を務める弁護士として、数多くの企業を支援するとともに、子どもの権利に関する活動など、様々な社会問題を克服するための活動を行ってきました。
2016年からは、自らスタートアップとして起業し、2019年には令和初の保険会社であるフェリクス少額短期保険株式会社(現在は、事業譲渡によりフェリクス株式会社となる)を立ち上げ、弁護士でありながら、起業家という顔を持ちます。
司法制度改革をライフワークとし、「ロースクールと法曹の未来を創る会」に、創設時より事務局として参画するなど、法曹養成や司法アクセスの向上のための諸活動を行ってきました。

本件に関するお問合せ先


LAWBOに関する問い合わせ先
メールアドレス:lawbo@x-legal-association.org

本協会に関する問い合わせ先
メールアドレス:info@x-legal-association.org