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RightShip社、日本郵船、Solverminds社が船主・船舶管理者の業務効率化を実現

PR TIMES

日本郵船株式会社
日本郵船グループとRightShip社のデータ連携が可能に

RightShip社(ライトシップ社、以下「RightShip」)、日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)、Solverminds社(ソルバーマインズ、以下「Solverminds」)の3社は、2023年6月、日本郵船グループの船舶管理業務の共通プラットフォームであるNiBiKi(ニビキ)(注1)とRightShipのデータプラットフォームであるRightShip Platform(ライトシッププラットフォーム)の一部を連携するシステムを開発しました。これにより、船主・船舶管理者とRightShip間でのPSC(注2)検査結果に関するデータ共有において大きな業務効率化が見込まれます。



3社合同ミーティングでの集合写真
左から、
1番目:Sebastian Yeo, Product Manager of RightShip
2番目:Christopher Saunders, Chief Product Officer of RightShip
3番目:Andy Symonds, Head of Commercial, APAC of RightShip
4番目:Gurpreet Singh, Chief Commercial Officer of RightShip
5番目:川口 浩,[s1] ドライバルク輸送品質グループ グループ長, 日本郵船株式会社
6番目:Ritesh Sood, Digital Transformation in Maritime Operations, Safety, Technical & Training of Solverminds Group
7番目:一之瀬 聖志, General Manager, Dry Bulk & Marine Quality Control of NYK Australia Pty Ltd
8番目:野本 裕, ドライバルク輸送品質グループ 安全品質チーム兼ドライバルク・マリンチーム チーム長, 日本郵船株式会社

RightShipは船舶の評価・格付け会社であり、PSC検査 、船齢、旗国などの情報を元に、各船をスコアリング(点数付け)しています。各船のスコアは荷主や用船者にとって船舶の契約に関して重要な参考情報になります。


これまでは船主・船舶管理者がPSC検査のデータをRightShipと共有する際、本船がNiBiKiに入力した情報を、双方の担当者が電子メールでのやり取りを通じて各データプラットフォームに手作業で入力していました。


本連携によって、この入力の二度手間が解消され、船主・船舶管理者は本船から受信したPSC検査のデータを即座にRightShipへ提出可能となります。さらに、PSC検査の指摘事項を元に船主・船舶管理者が立てた是正計画をRightShipでも完全に可視化でき、是正計画の承認まで一気通貫で行うことができる、という効果も期待できます。


                        イメージ図
今回開発されたシステムはRIGHTSTOREで新たに開始されたサービス「Port State Control(PSC) Submission API」(以下、「本製品」)の第一号であり、今後、海運業界全体で更なる進展が予想される同様の業務効率化サービスにおけるベンチマークとなることが期待されます。(URL: https://store.rightship.com/Catalog/products/psc-submission-api


本製品開発に関わる各社代表者のコメント

- RightShip Chief Product Officer:Christopher Saunders氏
「本製品はシンプルですが重要なイノベーションであり、船舶管理者にとって大きな問題である『別々のシステムに手動でデータを打ち込む必要のある非効率なシステム』に対処するために設計されました。本製品は船主と船舶管理者のワークフローを劇的に改善し、船舶での事故数ゼロを実現するため、迅速でより良い意思決定を可能にします。」


-日本郵船株式会社 ドライバルク輸送品質グループ グループ長: 川口 浩氏
「日本郵船は、”Bringing value to life. “というグループ企業理念のもと、安全運航・安全荷役を追求しています。船主・船舶管理者からの積極的な報告を可能にする本製品は、PSC検査においても重要な役割を果たします。本製品を利用することで、船主・船舶管理者の情報共有にかかる時間が大幅に短縮されることを期待しています。」


- Solverminds Director: Ritesh Sood氏
「Solvermindsは、海洋サプライチェーンをより効果的に、より効率的に、そしてより持続可能なものにするソリューションの開発に注力しています。本製品の開発は、船舶管理ERP(注3)の一部として重要であり、安全運航に貢献する情報共有に大きな進歩をもたらすことができると確信しています。」


各社紹介


<RightShip>
RightShipは世界の海運業界の業務改善を推進するために2001年に設立されました。ESGにフォーカスした世界有数のデジタル海事プラットフォームであり、グローバルな安全性、持続可能性、社会的責任の実践に関する専門知識を提供しています。現在では800社以上の顧客がRightShipのデューデリジェンス、環境、検査サービスを利用しており、リスク管理と全体的な海上安全基準の向上を支援しています。(https://rightship.com/)


<日本郵船>
日本郵船株式会社は1885年に設立された世界有数の総合物流企業です。2023年3月末現在、日本郵船グループは811隻の船舶を運航しています。東京に本社を置き、ロンドン、ニューヨーク/ニュージャージー、シンガポール、上海に地域本部を設置しており、全世界で約35,000人の従業員が働いています。(https://www.nyk.com/english/ )


<Solverminds>
Solverminds社は2003年に設立された、ビジネスとテクノロジーが融合する海運業界に、企業の資源管理のためのソリューション、コンサルティング、データ分析サービスを提供する世界有数のテクノロジー企業です。同社のビジョンは、船舶管理および定期船会社のための「真に」統合されたエンタープライズ・アプリケーションを開発することです。深い専門知識と高度な技術プラットフォームにより、定期船の運航管理、船舶管理、代理店管理、高度な分析、最適化、コンサルティング、デジタル化、サポート、開発サービスなど、あらゆる技術製品を提供しています。(https://www.solverminds.sg/ )

(注1) NiBiKi (NYK’s innovative Business information and Knowhow initiative、ニビキ)
安全管理マニュアルの書式や申請・承認ワークフローを電子システム化した共通プラットフォームのこと。船員は、ガイドに従い所定のフォームに入力するだけで正しい手順で報告や承認依頼を行うことができ、それらの情報が自動で記録・共有される仕組みにより、短時間で正確な報告業務の遂行が可能となる。さらに「NiBiKi」システムを通して報告された情報を運航会社・船舶管理会社が共有し、ビッグデータとして蓄積することで各種データを組み合わせた質の高いデータ解析が期待される。
参考リリース:2018年12月3日発表 船舶管理業務の共通プラットフォーム「NiBiKi」始動

(注2) PSC (Port State Control、ポートステートコントロール)
外国船舶の監督のことで、寄港する外国船に対する立入検査のこと。【参考元(2023年8月15日現在):国土交通省HP「PSCって何ですか?」URL:https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk1_000032.html

(注3) ERP (Enterprise Resource Planning、イーアールピー)
企業の持つ情報などを統合的に管理し、業務の効率化などを目指すために導入される総合業務ソフトウェアのこと。【参考元(2023年8月15日現在):IT用語辞典 e-Words「ERP」、URL: https://e-words.jp/w/ERP.html