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あらゆるお客様の「ちょっと聞きたい」にとことん寄り添う!GPT-4実装の多言語AIバーチャルコンシェルジュ『Kotozna ConcierGPT(コトツナ コンシェルGPT)』提供開始

PR TIMES

Kotozna株式会社
サザンビーチホテル&リゾート沖縄でのテスト導入開始

Kotozna株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 後藤玄利、https://kotozna.com/ )は、2023年6月21日より、24時間365日利用可能な多言語AIコンシェルジュ『Kotozna ConcierGPT(コトツナ コンシェルGPT)』を提供開始いたします。コロナ禍を通して課題となっていた業務効率化とおもてなしの両立を、LLM(大規模言語モデル)の進化とKotoznaのテクノロジーを組み合わせることで実現しました。最大の特徴は、固有データベースの学習×独自プロンプトエンジニアリング技術で、ハイコンテクストな質問にも具体的かつホスピタリティ溢れる対話が可能である点です。Kotoznaの多言語ソリューションとの組み合わせにより、世界数十言語に対応しており、最新の「GPT-4」搭載により高い正確性を誇ります。すでに、サザンビーチホテル&リゾート沖縄でテスト導入を開始しており、本導入に向けた試行が繰り返されています。



『Kotozna ConcierGPT(コトツナ コンシェルGPT)』開発背景


これまでKotoznaは、宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール『Kotozna In-room』や、世界との言葉の壁をなくす事業者向けチャットツール『Kotozna laMondo』を提供してまいりました。これにより、多くの宿泊施設やサービス提供者の多言語化・DX化を実現してまいりました。特にコロナ禍において、宿泊施設をはじめとした接客・サービス業では非対面型の接客・省人化が進み、お客様とスタッフ間のコミュニケーションの円滑化が非常に難しい課題となっていました。

こうした業務効率化とおもてなしの両立を、LLM(大規模言語モデル)の進化とKotoznaのテクノロジーを組み合わせることで実現したのが、『Kotozna ConcierGPT(コトツナコンシェルGPT)』です。

多言語AIバーチャルコンシェルジュ『Kotozna ConcierGPT』の特徴


1.固有データベースの学習×独自プロンプトエンジニアリング技術で、ハイコンテクストな質問にも具体的かつホスピタリティ溢れる対話が可能に
『Kotoanza ConcierGPT』は、ルームサービスやアメニティといった、Webサイトに載っていないような固有の情報や、サービス提供者側で随時変更したい回答を、当社が提供するKotozna In-roomのデータベース等とデータ連携しGPTに学習させることが可能です。さらに、実際の接客応対に限りなく近い、ホスピタリティ溢れる対話ができるような「キャラクター性」をKotozna独自のプロンプトエンジニアリング技術によって実現しました。

従来、チャットボットから正確な回答を引き出すには、具体的かつ明確な指示を与えたり、回答の範囲を指定したり、背景情報を補足して繰り返し質問したりと、質問者側のリテラシーも求められました。『Kotoanza ConcierGPT』の場合、「どんなお部屋がありますか?」「子供連れもOKなんですね!」といった背景情報のない質問に対してもコンテクストを理解し、顧客の潜在的な要望も汲み取った回答を適切に返すことができます。

<会話例>

<その他質問例>
・夏休み3日間のおすすめの過ごし方を教えてください
・明日のランチに空いているレストランはどこですか?
・家族5人で行くので二部屋ならびで取ることはできますか?
・今日の日の入りは?
・アイロンの貸し出しはありますか?
・うちのワンちゃんを連れて行くこともできますか?
・雨の日におすすめの近くの観光スポットを教えてください

2.Kotoznaの多言語ソリューションとの組み合わせにより、世界数十言語に対応
Kotoznaがこれまで提供してきた多言語ソリューションが『Kotoanza ConcierGPT』でも実装されており、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語、フランス語、ロシア語など様々な言語に対応しています。

3.米国の司法試験で上位10%に入る回答の正確性を誇る「GPT-4」を搭載
『Kotoanza ConcierGPT』には、OpenAI社が提供する最新の言語モデルである「GPT-4」を搭載しています。「GPT-4」は、米国の司法試験で上位10%に入るほど、正確性の高い回答を導き出す言語モデルとしても知られています。

4.最新情報への問合せにも回答可能
Kotozna独自のプロンプトエンジニアリング技術により、回答内容が刻一刻と変化するような、今日の天気や日の出時刻、台風・地震情報等のリアルタイム情報を回答することが可能です。

5.短期間でセットアップが可能
導入にあたっては、1週間程度の短期間で導入企業様の固有データを学習させ、セットアップを行うことが可能です。

『Kotozna ConcierGPT』のテスト導入をサザンビーチホテル&リゾート沖縄で開始


『Kotozna ConcierGPT』のテスト導入を、2023年5月より沖縄県糸満市のサザンビーチホテル&リゾート沖縄にて開始しました。実際の接客と遜色ない形での顧客対応が実現できるよう、様々な質問のパターンを試した上での本導入を目指します。

Kotozna株式会社代表 後藤玄利よりコメント


ChatGPT4がデビューした際、その卓越した能力に深く感銘を受け、これはかつてのインターネットの誕生、グーグルの出現と匹敵し、人間とコンピュータの関わり方を根本から変えるものだと確信しました。このChatGPTを活用して、カスタマーサービスに革新をもたらすべく開発したのがKotozna ConcierGPTです。
Kotoznaはこれまでに、多言語対応のデジタルコンシェルジュサービス、Kotozna In-roomなど、ホテル業界向けに非常に高度なレベルのサービスを提供し、コンシェルジュ業務のデジタルトランスフォーメーションに注力してきました。また、AIチャットボットの開発にも取り組んできましたが、それがホテルサービスに求められる高い基準を満たすまでには至らず、熟練したスタッフによるサービスを必要としていました。
しかし、ChatGPTの技術をホテルや旅館に導入することで、人間と同等、あるいはそれ以上のパフォーマンスを発揮するコンシェルジュとして機能する可能性が見えてきました。この考えに基づき、私たちは開発を急ピッチで進め、ついに各ホテルの固有情報についても正確かつ平易で、多言語対応回答が可能な、Kotozna ConcierGPTを完成させました。
最初に提供するKotozna ConcierGPTの機能はホテルや旅館の予約サポートですが、これをきっかけにホテル内での幅広い業務を対象とし、他の業界における各種ビジネスに対しても高品質な多言語カスタマーサービスを提供する新しいプラットフォームへと成長させる計画です。Kotozna ConcierGPTは高度な知識とおもてなし、多言語対応能力を兼ね備えた、未来のカスタマーサービスを新たな水準へと引き上げるでしょう。

製品概要


名称:Kotozna ConcierGPT
価格:ベーシック(ChatGPT 3.5 搭載):月額30,000円(税抜)
   プレミアム(ChatGPT 4.0 搭載):月額60,000円(税抜)
   ※初期設定費用を別途負担いただきます。
   ※月間回答数2,000件を超える場合、追加回答費用が従量課金となります
製品ページ:
https://kotozna.com/ja/concierGPT/
お問合せ・ご利用申込方法:
『Kotozna ConcierGPT』に関するお問い合わせご希望の方は、下記のページよりお問い合わせ下さい。
https://kotozna.zendesk.com/hc/ja/requests/new?ticket_form_id=19036398517145


▽デモ動画URL
https://www.youtube.com/watch?v=kLMg2Sfzy4Y

Kotozna ConcierGPT実証実験実施中


サザンビーチホテル&リゾート沖縄(下記ホームページの右端にKotozna ConcierGPTが立ち上がります)
https://www.southernbeach-okinawa.com/

Kotozna株式会社について


公式HP:https://kotozna.com/about
本社:東京都港区
2016年10月 :創業
2018年9月 :多言語チャットツール「Kotozna Chat」を開発。
2019年6月 :経産省が推進する、日本のスタートアップ育成支援プログラムJ-Startup(注3)に認定。
2020年2月 :JTBと業務資本提携。
2020年10月 :宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room 」(コトツナ インルーム:https://kotozna.com/in-room)を国内にて、JTBと販売開始。インバウンド低迷の中、DX、ソーシャルディスタンスに有効との評価を得て、展開を加速。
2021年3月 :Singapore Tourism Acceleratorの第4期参加企業に選出。
2021年8月 :文化庁の多言語解説整備事業に採択され、2018年~2021年度までで計27地域100箇所以上の文化財を「日本文化財ポータルサイト」に登録。
2021年12月 :シンガポール政府観光局のプログラムで「Kotozna Live Chat(現 laMondo)」の実証実験開始。
2022年5月 :Kotozna Singapore Pte.Ltd.を設立。
2022年9月 :「Kotozna laMondo」(コトツナ ラモンド:https://kotozna.com/lamondo)販売開始。
2023年2月 :Kotozna In-roomを約300の宿泊施設4万室で導入。
2023年6月 :「Kotozna ConcierGPT」提供開始。

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