このページの本文へ

Silent-Master NEO Z790/D5をレビュー

13700K&RTX 4070 Tiで静音・性能・冷却の走攻守が優秀なゲーミングPC、あります

2023年04月09日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ビデオカード重視の作業ではどうか?

 ゲームで重要となる3Dグラフィック性能は、「3DMark」でチェックしよう。このベンチマークソフトでは多くのテストを試せるが、まずはDirectX 12 Ultimateに対応し、グローバルイルミネーションやレイトレーシングといった重い処理を実行する最新テスト「Speed Way」の結果から。

3DMark Speed Wayの結果

 スコアーは5332と高め。このテストはビデオカードの性能が大きく影響するため、静音PCながらもゲーミングPCとしても優秀な結果と言える。ただし、ビデオカードの騒音は抑制しづらい。

 そのためか、CINEBENCH R23の時よりもだいぶ動作音が大きくなっていた印象だ。とはいえ、掃除機のような轟音ではなく、冷蔵庫よりも静かなレベル。おそらくスピーカーで音楽を聴いていれば、まず気にならないのではないだろうか。

 続いては「Time Spy」の結果を見てみよう。こちらはDirectX 12に対応したテストで、解像度は2560×1440ドット(WQHD)。イマドキのゲームプレイ環境と比べると、若干重ためなテストと言えるだろう。

3DMark Time Spyの結果

 スコアーは21585とこちらもスペックから期待する通りの結果と言える。これだけの性能があれば、ほとんどのゲームがWQHDで楽しめる。軽めのゲームであれば、3820×2160ドット(4K)でも快適に遊べるだろう。ほかのテスト結果もグラフにまとめておいたので、性能比較の参考にしてほしい。

3DMarkの結果(まとめ)

カテゴリートップへ