ドイツのライカカメラ社が全面監修したソフトバンクのスマートフォン「LEITZ PHONE」シリーズの第2弾、「LEITZ PHONE 2」が発売された。カメラ性能の強化に加え「Leitz Looks」が進化し、ライカカメラ社を代表する3つのレンズの画質を再現するなど、一層ライカカメラらしさに力が入れられたLEITZ PHONE 2の実力を実機から確認してみよう。
画面のフラット化でスクエアなデザインに変化
背面からFeliCaマークはなくなったが、もちろん本機も搭載
まずは外観から確認すると、LEITZ PHONE 2は6.6型のディスプレーを搭載しており、サイズは約77×161×9.3mm、重量は約211g。最近のスマートフォンとしてはスタンダードだが、厚さと重量があるぶんやや大ぶりで、初代の「LEITZ PHONE 1」(約74×162×9.5mm、約212g)と比べても幅が増していることから、やはり大きくなったと感じる。
大きくなったと感じるのはもう1つ、ディスプレーの変化も影響しているからだ。LEITZ PHONE 1はカーブドディスプレーを採用し、側面にやや丸みのあるデザインとなっていたが、LEITZ PHONE 2はディスプレーがフラットでより角ばったデザインに変化したことも、大きく感じる要因だろう。
ただ厚みがあるぶん、手にした時の安定感は高く、側面にはローレット加工が施されているので滑りにくくなっている。ライカカメラ社らしく撮影しやすさを重視したデザインにまとめたといえそうだ。
背面のデザインは前モデルに近く、ホワイトのボディーに赤い「Leitz」のロゴと、大きなカメラが目立つ、シンプルながらも特徴的なデザイン。カメラ部分は新たに2つの段差が設けられ、出っ張りがより目立ちにくくなったのはうれしい。一方で前モデルにあったFeliCaマークがなくなっているのだが、FeliCa自体には対応しているので安心してほしい。
側面を見ると、右側面に電源キーと音量キー、底面にUSB Type-C端子、上面に3.5mmのイヤホン端子が備わっている。指紋センサーはLEITZ PHONE 1同様ディスプレー内蔵型で、2本指による認証にも対応している。
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