このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第385回
OPPO初のタブレット「OPPO Pad Air」はサイズと音質、UIは○で、レスポンスとGPS無しはやや微妙
2022年10月15日 12時00分更新
オウガ・ジャパンが9月30日に発売したAndroidタブレット「OPPO Pad Air」を使ってみました。OPPOブランドで日本で販売される初めてのタブレットで、「Air」という名称からわかるように、薄くて軽いことが特徴。約10.3型の2Kディスプレーを搭載しつつ、約6.9mmの薄さで、重さは約440g。プロセッサーはSnapdragon 680で、SIMは挿せないWi-Fi専用モデル。価格は3万7800円です。
1週間ほど使ってみましたが、使用感はおおむね良好。タブレットのデザインは単調になりがちですが、本製品はデザインにもひと工夫あり、“お値段以上”という印象。ですが、大満足というわけではなく、ちょっと物足りなく感じたところもありました。まずは、筆者が気に入ったとことからレビューしていきます。
画面サイズがちょうどいい!
OPPO Pad Airのサイズは約245.1×154.8×6.9mmで、重さは約440g。10.3型のディスプレイを搭載するアップルのiPad Air(Wi-Fiモデル)は約247.6×178.5×6.1mmで、重さは約461gなので、それよりもひと回り小さく軽いわけです。ただし、筆者は普段、8.3型のiPad miniを使っているので、初めてOPPO Pad Airを手にした時には大きく、若干重く感じました。
しかし、実際に使ってみると、両手で持って疲れを感じるほどの重さではなく、左手で持って、右手でタッチ操作という使い方もスムーズにできました。ただし、映画を見たりするにはスタンドがあったほうが便利でしょう。
ディスプレーはIPS液晶で、解像度は2000×1000ドット。ピクセル密度は225ppiで、ウェブを見るにも動画を見るにも満足できる精細な画質で表示されます。「YouTube」の動画をコメントやチャットを表示させて見るのも、ちょうどいい画面サイズだと感じました。
この連載の記事
-
第482回
スマホ
6万4000円の低価格折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」は普段使いなら問題ナシで使いやすい -
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ - この連載の一覧へ