インテリアはやっぱりスポーティー
インテリアをチェックしましょう。赤の専用セミバケットシートが印象的。サイドがかなり高めなので、乗りづらさはありますが、座ってしまえば快適そのもの。ポジションも実にレーシーで、ペダル配置も理想的! ここら辺の作りの上手さがHondaらしいところです。シートはかなり硬めで剛性もしっかりしたもの。サーキット走行など高Gがかかる場面でも、体をしっかりホールドしてくれることでしょう。
メーターはLCDで、こちらはシビックと同様。ですがレーシングカーのように、メーター上にLEDによるシフトライトを配置。表示は基本的に変わりありませんが、+Rモードに設定すると、水温や油温なども表示されるようになります。
シフトノブはアルミ削り出しのティアドロップ型。その周りのセンターコンソールパネルもアルミ製で高級感があります。
シリアルナンバー入りのオーナメントは助手席に配置。インストルメントパネルは偏光ガンメタリック塗装が施されており、光の加減で青から緑へとほのかに色が変わります。
Honda CONNECTに最適化されたナビゲーションシステムを標準装備するのはシビックと同じ。ただTYPE R専用データロガー「Honda LogR」がインストールされています。サーキット走行時にデータ収集・解析を行なう本格的なデータロガーのほか、走行データを自動解析しHonda独自のロジックでスコア化するなど、運転が上手くなるユニークな機能が充実しています。さらに、スマートフォンで撮影したオンボード映像をサーバーにアップロードすると、走行中の車両データを合成が可能とのこと。
シビック TYPE Rの乗車定員は4名。後席もTYPE R専用設計で、シート表皮は密着性の高いスウェード調を採用。中央部分はドリンクホルダーに変わっています。
荷室はシビックと同様で容量も十分。バックドアは樹脂製として軽量化も図られています。リアスポイラーが付いているため、バックドアを開けると低い天井ではあたりそうになったりも。写真の天井は約2.5mでギリギリといった感じでした。
そんなシビック TYPE Rは9月1日の時点で納期半年以上と発表されていました。ですが750台の限定生産であった4代目FK2型とは異なり、レギュラー販売モデルです。詳しい納期はディーラーにお尋ねください。
![](/img/blank.gif)
この連載の記事
-
第435回
自動車
日産の軽自動車「DAYZ」に2週間乗ってわかった中古がオススメな5つの理由 -
第434回
自動車
乗らずに死ねるか! EV化で消滅の前に乗っておきたいガソリンエンジン車6選 -
第433回
自動車
スズキ「スイフト」が4代目に! シャープな顔と安定性と低重心さを感じるデザインが魅力 -
第432回
自動車
EVなのにドリフト!? 変速ショックもあるヒョンデ「IONIQ 5N」に新 唯も興奮! -
第431回
自動車
エコもなんのその! V8エンジンで525馬力のSUV「ディフェンダー」は趣味車として最高の選択肢 -
第430回
自動車
燃費良し走り良し! スズキ「ソリオ バンデッド」のハイブリッドが売れてる5つの理由 -
第429回
自動車
Honda「オデッセイ」は2列目シートの使い勝手と座り心地が最高すぎた! -
第428回
自動車
砂漠も山道も走れるJeep「WRANGLER SAHARA」は東京砂漠も楽勝だ! -
第427回
自動車
ホイールで走りが変わる!? ホンダ「VEZEL」の専用ホイールを新 唯がテスト! -
第426回
自動車
SUV+BEV=最高! メルセデス・ベンツの電動SUV「EQB」はアイドルも納得の乗り心地 -
第425回
自動車
雪道も砂漠もドンと来い! ポルシェ「911 ダカール」は悪路を得意とするスーパースポーツ - この連載の一覧へ