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T教授の「戦略的衝動買い」 第700回

害虫退治“塩散弾銃”「BUG-A-BUSTER2.0」を衝動買い

2022年09月15日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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シュート直前に自動安全装置のツマミをアンロック(解錠)する

引き金を引くと「食塩」を拡散発射

 射撃段階になれば自動安全装置をアンロックし、内部から浮き上がってきた照門(リアサイト)と銃口近くにある照星(フロントサイト)とを使って、ターゲットを正しく捉える。そして引き金を引けば、銃口から食塩の散弾が発射され、飛距離に応じてある程度拡散発射される仕組みだ。

銃口近くにある黒い照星(フロントサイト)と照門(リアサイト)とを使ってターゲットを正しく捉える。ターゲットはあくまで害虫だ

 スペックでは、BUG-A-BUSTERの銃口からターゲットまでの理想的射程距離は、3フィート(1m弱)らしい。銃ド素人の筆者が実際に使ってみた感覚では、もう少し短い75cm前後が良さそうだった。前述したが、BUG-A-BUSTERは食塩の細かな粒子を散弾のように拡散して発射する。

 実際に銃口の先75〜80cm付近に、アルミフォイルを的のように空中にぶら下げて2回射撃してみた。その時の食塩の拡散範囲は、おおよそ直径8〜10cmの円状になった。照星と照門の照準もそこそこ正確で、これなら1m以内に停止しているハエや蚊などのターゲットを狙うことは、初心者にも比較的容易だ。

約75cm離れたアルミ箔のターゲットをBUG-A-BUSTERで射撃してみた。約10cm程度の円形に拡散する。ゴムバンドを弾に使うゴム銃と同等くらいだ。害虫を気絶させるくらいの威力はある

 今までの害虫退治の成果は、BUG-A-BUSTERの側面に自作シールを貼って表現してみた。安全に極めて配慮しているBUG-A-BUSTERではあるが、銃側面にも記載されているように顔や目に向けて撃つことは、絶対に避けなければならない。我が家も家族に老齢のワンコがいるので、室内でBUG-A-BUSTERを使うことは極力避けて、塩粒子の散弾が外に飛んでいかないように注意しながら、テラスで楽しんでいる。

害虫退治の成果は自作のシールで自慢。しかし、注意書きにもあるように顔や目に向けては撃たないこと

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