HTCから4年ぶりに日本市場へ投入されたスマートフォン「HTC Desire 22 pro」。スマートフォンとしての基本性能をしっかりと抑えながら、ミッドレンジとして購入しやすい6万4900円(直販サイト価格)という価格を実現している。さらに同社が最近力を入れている、メタバースやVRといった分野にも展開する機能を備えたモデルとなっている。
トレンドはしっかり抑えつつ
HTCならではのデザインと機能
ディスプレーは6.6型(1080×2412ドット)の液晶パネルを採用。リフレッシュレートは120Hzに対応しているので、画面スクロールなどは滑らかに表示できる。またディスプレー面のガラスはGorilla Glass 5を採用しており、ミッドレッジとしては十分な性能を備えている。
本体サイズは約76.9×166.3×9.4mmで、重さは約205.5g。液晶ディスプレーのためか200gを超えてしまっているものの、重量バランスが良いこともあり、手に持ってみるとそこまで重さは感じはしない。
本体カラーはチェリーブロッサムとダークオーク、そしてサルサ・レッドの3色展開。このうちサルサ・レッドは日本市場オリジナルカラーとなっている。さらに背面には流れるような曲線のフローティングラインが施されており、エレガントな印象だ。
SIMフリーモデルでは珍しい「n79」に対応
海外メーカーながら、日本向け仕様をいち早く取り入れてきたHTCらしく、「HTC Desire 22 pro」でも防水・防じん(IP67)やFeliCa(おサイフケータイ)といった機能を搭載している。また、モバイル通信の5G対応バンドも、Sub 6のみだがn3/n28/n77/n78/n79が利用可能。SIMフリー端末の多くは、ドコモが使用するn79に非対応な製品だが、HTC Desire 22 proでは利用可能なので、ahamoやMVNOの格安SIMなどドコモ回線を用いる安価な通信サービスのユーザーでも安心して利用できる。
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