アップルはサムスンのGalaxy Z Fold 3に使われているものと同等の有機ELディスプレーを開発しているという。韓国メディアのTHE ELECが5月10日に報じた。
同紙によると、アップルは有機ELディスプレーのパネルに使われている偏光板をなくした、より薄いディスプレーの開発を開始したという。
偏光板は特定方向の光のみを通過させるために使用されており、これによりディスプレーの視認性が向上する。一方、使用すると明るさが低下するため、明るさを保つために消費電力が増えてしまう欠点もある。
今回の開発では偏光板と同じ効果をもたらす技術を採用することにより明るさを保ったままにできるため、消費電力を減らせる効果が見込めるという。
また、関係者によるとこの偏光板レスにより、折りたたみ式パネル用途にも最適化されるとのこと。
単純に消費電力を減らすための開発なのか、それともうわさの折りたたみ式iPhoneのためなのか。ぜひ後者であって欲しいものだ……。
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