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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2052回

おなじみクオ氏の予測

アップル「iPhone 16 Pro Max」バッテリーさらに長持ちに?

2024年05月21日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが今年発売する「iPhone 16 Pro Max」はバッテリー容量が増加し、バッテリーが長持ちになっている可能性があるという。アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が5月17日に自身のブログで伝えた。

 同氏によると、iPhone 16 Pro Maxのバッテリーセルはエネルギー密度(Wh/kg)が高くなっており、「同じバッテリーサイズで長いバッテリー寿命」または「同じバッテリー寿命でバッテリーサイズを小さくできる」というメリットがあると伝えている。

 ただし、エネルギー密度が高くなるとバッテリーの温度が高くなるデメリットもあるため、アップルは過熱対策として初めてステンレス製のバッテリーケースを採用するとのこと。

 ステンレスはアルミと比較して放熱性で負けているものの、より頑丈で腐食しにくいため、ステンレス製のバッテリーケースにすることでバッテリーもiPhone本体も長く使えるようにしていると考えられる。

 また、ステンレス製のバッテリーケースはバッテリーの交換も簡単になるため、EUが進めているスマホのバッテリー交換の義務化にも将来的に対応できやすくなるとみられている。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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