このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第306回
山根博士のグロスマレビュー
シャオミ「Mi 11 Lite 5G」海外版を1ヵ月使ってわかった使い勝手の良さ
2021年09月25日 12時00分更新
ミドルレンジには珍しい超広角とマクロを搭載
カメラは日本モデルと同じで6400万画素の標準(広角)、800万画素の超広角、500万画素のマクロの3つ。マクロの画素数が若干高いことが特徴でもある。またシャオミの低価格モデルは超広角を搭載していないモデルがあるが、Mi 11 Lite 5Gは0.6倍をしっかり搭載している。
カメラのモードは「プロ」「ビデオ」「写真」「ポートレート」「もっと見る」の切り替え方式。写真モードでは1200万画素相当での撮影となる。画面右上タップで簡易設定が可能で、写真サイズ、タイマー、グリッド表示、スーパーマクロなどの切り替えが可能。ビデオモードでは最大4K 30fpsへの切り替えなどが可能だ。
「もっと見る」のモードからはより細かいモードの切り替えが可能となる。よく使うだろう「夜景」や「6400万画素」や、人物を複製する「クローン」、効果音入りのショートビデオを簡単に撮影できる「Vlog」など楽しいモードも備わっている。アプリを追加しなくともMi 11 Lite 5Gだけでも凝った撮影が可能だ。なおこの「もっと見る」を写真モードからスワイプ一発で呼び出せす切り替えや、アイコンの並びをタイル状にできるなど、細かいカスタマイズもできる。
それでは以下は作例となる。画像はクリックでオリジナルサイズを表示できる。
【まとめ】薄型で軽量は最大の武器!
メイン端末としても十分な実力
Mi 11 Lite 5Gは性能と価格のバランスがいいだけではなく、薄型軽量かつデザインも美しい。5Gスマートフォンの入門機にも向いているし、メイン端末として使うことも十分可能だろう。シャオミはより低価格なRedmiシリーズのスマートフォンも多数展開しているが、Redmiの一つ上のクラスのモデルとして、Mi 11 Lite 5Gは日本を含む世界中の消費者から大きな注目を集める製品と言えそうだ。
この連載の記事
-
第486回
スマホ
折りたたみなのに薄い! 高性能で薄型軽量ボディーのvivo「X Fold Pro」 -
第485回
スマホ
デザイン優秀でおサイフ対応の「Nothing Phone(2a)」が5万円以下なのは間違いなく買い! -
第484回
スマホ
ハイネケンがSNS不可な世界一退屈なケータイを発売! デジタルデトックスに最適だ! -
第483回
スマホ
カメラスマホ「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラで歪まず撮影が楽しい -
第482回
スマホ
6万4000円の低価格折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」は普段使いなら問題ナシで使いやすい -
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 - この連載の一覧へ