このページの本文へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第647回

カシオ+パックマンのコラボモデル復刻腕時計を衝動買い

2021年08月26日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

画面と同じ前面に操作系ボタンを集中配置した面長のA100モデルはよりレガシーな感じがする

特徴的な4つのフロントボタンなど「F-100」をベースにした
復刻モデル「A100」

 G-SHOCKなどのブランドネームを冠しない、カシオスタンダードA100シリーズの一番の特徴は、その操作ボタンの配置だ。カシオ腕時計のほとんどすべてが操作系のボタンは、ケースの両側に配置されているが、今回のA100シリーズもオリジナルのF-100モデルもデータバンク系の面長デザインで、操作系ボタンのすべてが時刻表示ディスプレーの下側に配置されている。

ボタン配置は前面だが、機能は両サイドにあるレギュラーモデルと同様だ

 ボタンの機能は左下(Cボタン)が時刻表示→アラーム→ストップウオッチ→時刻修正のループ切り替え、左上(Aボタン)は月・日・曜日・時・分・秒の切り替え。右上(Bボタン)は暗所でのライトの点灯、右下(Dボタン)は月日の表示切替えだ。

映画エイリアンの小道具として使われた“F-100改”モデルのRipley's Watchは今もネット上で人気だ

 復刻版A100モデルのオリジナルモデルである1978年に発売されたF-100モデルは、翌1979年に公開された映画「エイリアン」の中で、主演のシガニー・ウィーバー演じるヒロインのリプリーが着用していたことで一躍有名になった。

 リプリーが腕に付けていた腕時計は、CASIO F-100を縦に2台連結させたイメージの変態腕時計でオレンジ色の特製のトレイ型ドックに乗っかった感じだ。一般的に宇宙服や宇宙船のカラーコンビネーションにありがちなオレンジ&ブラックはなかなか目立ち度抜群だった。

 米国内では、特にこのF-100を2個連結した変則的腕時計は人気が高く“Ripley's Watch”とか、モデル“E-125”とか呼ばれ、その後も3Dプリンターを駆使して個人や小さな会社がレプリカを作り、いまだに供給しているところもあるようだ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン