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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第258回

基本性能を底上げ&便利機能で約4万円の5Gスマホ「AQUOS sense5G」に大ヒットの予感

2021年02月26日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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トリプルカメラは、写真も動画も楽しく撮れる

 背面に搭載されたトリプルカメラは、標準(約1200万画素/F2.0)+広角(約1200万画素/F2.4)+望遠(約800万画素/F2.4)という構成。AIによる自動設定にも対応しています。

アウトカメラは標準+広角+望遠という構成。望遠は広角に対して約2.9倍のズームレンジで撮れる

 まずは、実際に撮影した写真をご覧ください。

広角で撮影

標準で撮影

望遠(2倍)で撮影。デジタルズームは最大16倍

逆光でもキレイに撮影できた

クローズアップ撮影では、後方がナチュラルにぼける。ぼかす度合いを手動で調整できる「背景ぼかし」モードもある

 すべてAIをオンにして撮影しましたが、明るくナチュラルな色で撮れました。画角を変えても、明るさはほとんど変わらないので、シームレスなズーム操作ができます。筆者が個人的に驚いたのは夜景撮影。従来、AQUOSのカメラは暗い場所での撮影が苦手な印象があったのですが、AIをオンにしておくだけで、すっきりとした色合いの美しい夜景を撮影できました。

手動で設定できる夜景モードはないが、AIが夜景を認識すると、最適な設定が行なわれる

レストランで料理を撮影した作例。AIをオンにすると暖色系が補われて、より美味しそうに写る

 2018年に発売されたAQUOS R2から搭載されている「AIライブシャッター」も引き続き搭載。動画の撮影中にAIがシャッターチャンスを認識して、自動で写真も撮ってくれる機能。どの解像度でも利用でき、4Kビデオの撮影時には、高画質(3840×2140ドット)の静止画が記録されます。動画も写真も撮りたいときに重宝すること請け合いです。

動画の撮影時に、AIが被写体の動きや表情を認識して自動でシャッターが切られる「AIライブシャッター」。自動で撮られる写真は必ずしも理想的なものばかりではないが、自分では撮れないような写真があったりもする

 昨年発売されたAQUOS R3から搭載されている「AIライブストーリー」も楽しめます。自動でハイライトシーンを切り出して15秒のショートムービーを作成してくれる機能で、動画を人に見せたり、SNSにアップしたりしたいときに役立ちます。ただし、4KやフルHD(60fps)の撮影では利用できず、フルHD(30fps)までの対応です。

オンにして動画を撮るだけで、自動でショートビデオが編集される「AIライブストーリー」。自動生成された動画が好みではない場合、簡単に他のテンプレートに変更することも可能。動画は好きだが、トリミングなどの編集は手間、という人にはもってこいの機能だ

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