D&Mホールディングスは2月19日、米Polk Audioのサウンドバー「REACT」を3月上旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。
本体サイズは、50~55インチのテレビに適した幅864×高さ56mm×奥行き121mm。重量は2.9㎏。壁掛け対応となっている。
外付けサブウーファーを持たない「一本バー」タイプの機種で2.0ch再生。ユニットは、前面に向けた25mmのアルミツィーター(5W+5W)、上向きの69×96mmウーファー(20W+20W)に加え、100×110mmのパッシブラジエーターを装備することで豊かな低域を再現する。
特許取得済みで3段階の効きが選べるVoice Adjust機能を持ち、映画・音楽・トーク番組など用途に合った再生が可能。音量差を狭めて小音量でも聞きやすくするナイトモードのほか、ムービー、ミュージック、スポーツの各モードを備える。
Wi-Fi/Bluetooth接続(SBC/AACコーデック)も可能で、テレビで再生している音声を入力できるARC対応のHDMI端子を備える。HDMIコントロール機能(CEC)を利用し、テレビリモコンと連動した音量調節もできる。
また、Alexaモジュールを内蔵しており、Echoスピーカーなどなしでも、REACTに直接呼びかけての操作が可能。Amazon Musicなどの音楽を声で選んで再生したり、REACTを経由したAlexa対応スマート家電の操作ができる。
音声コーデックはDolby Digital、DTS、リニアPCMに対応。Spotify Connect対応なので、無料アカウントでもWi-Fiを経由したSpotify再生が可能となっている。
リモコン操作時に音声で操作結果を伝え、また音量位置も青いインジケーターで確認できるため、離れた場所からの操作が分かりやすいのも特徴。筐体は、グレーで周囲と調和しやすく、ほこりなども目立たないファブリック調だ。
REACTは、SIGNA S3に続く、Polk Audioの国内展開サウンドバーの第2弾。Polk Audioは米国を中心にホームオーディオ市場で高いシェアを誇っており、単品スピーカー製品の国内投入も検討中だという。