映画でよく見るピルケースは人気のアイテム
世界の終わり的なパニック映画で、生き残るためのアイテムを探して他人の家に入った主人公たちが、洗面台の鏡をガッと開けて中をガシャガシャと引っ掻き回し、お目当てのピルケースを持っていくシーンがあったりするじゃないですか。
いや、ありそうっていうだけでホントにそんな映画があるかどうかは定かではないんですけど、前回(第253回「エナジードリンクを上回るカフェイン量のカプセルを持ち歩いています」)紹介した、カプセル型のエナジードリンク的なアイテム「PUSH+」を見ていたら、そういえばハリウッド映画だと薬がオレンジ色のピルケースに入ってたりするよなーと思ったわけです。
そんなのって日本でも売ってるのかな? と検索してみたら、あるわあるわ。売っているどころかかなりメジャーな人気アイテムのようで、知らないのはワタシだけって感じです。
商品名に「映画」「洋画」「海外ドラマ」「アメリカ」といったキーワードがズラズラっと並んでいたりするあたり、ああ、みんなも自分と同じだと思いながらポチり。
大小4個セットを購入
お試しとして、サイズ違いが2個ずつ入った4個セットを買ってみました。
サイズは製品によってまちまちですが、直径2.5cm×高さ7cmぐらいから直径5cm×高さ10cmぐらいが定番のようです。薬1粒の大きさも違うし、量も異なるから、いろんなサイズがあって当然ですよね。色もオレンジだけなのかと思ったら、緑、赤、青、紫、無色透明など、こちらもバラエティーに富んでいます。
ワタシが買ったのは直径4cm×高さ7.8cmの小サイズが2個と、直径5cm×高さ7.5cmの大サイズが2個の4個がセットになったもの。スペック上の直径はフタの直径で、ボトル本体は小が直径3cm、大が直径3.8cmのようです。色はオーソドックスにオレンジにしました。
届いてまずやったのは洗浄。こんなご時世なので除菌には気を使います。ピルケースは口に入れるものを保管する容器なのでなおさらです。
乾かしている間に、ドラッグストアのリアル店舗でお買い物。
1個にはPUSH+を入れるとして、ピルケースはあと3個あるのでサプリを3種類買ってみました。同じような錠剤ばかりではつまらないので、効能ではなく錠剤の形と量と価格で決定。ビタミン系は比較的お安い感じです。
見た目重視で買ったサプリだけど効能が意外とよかったのです
ビタミンCはハードカプセルです。
ビタミンCは言わずと知れた健康&美容に必須のビタミン。ヒトの体内では合成できず、不足すると老化が早まったり免疫力が低下したりシミができやすくなったりと、いいことがありません。ハードカプセルタイプのため見た目がPUSH+と被りますが、色が違うし、なによりハードカプセルはいかにも薬っぽいので、複数あっても全然オーケーです。
ビタミンB MIXはベーシックな感じの錠剤。
8種類のビタミンB群のほか、イノシトールとロイシンも入っています。ビタミンBは補酵素と呼ばれるもので、主にエネルギーの代謝を助け、疲労回復や皮膚の状態維持などに役立ちます。イノシトールは脂肪肝や動脈硬化、コレステロールに対して効能があるとされているとのことで、そっち系が弱まってるワタシ向き。
ロイシンは必須アミノ酸のひとつで、筋肉の合成に使用されるそうなので、これまた筋力が衰える一方のおじさんには好都合です。
EPA×DHA+ナットウキナーゼは半透明のソフトカプセル。
EPAとDHAは青魚の油に含まれる栄養素で、EPAは血液をサラサラにしたり中性脂肪を低下させたりといった効果があるとされています。DHAは脳の栄養素と呼ばれ、記憶力や判断力の向上が期待できるほか、網膜の構成成分でもあります。
最近よく聞くナットウキナーゼは、血栓を溶解する酵素で、脳梗塞の予防に効果があるとのこと。
買う時に効能をあまり考えなかったんですけど、こうして見るとお疲れおじさんにちょうどいい成分が多いですね。これを機に飲んでみてもいいかも。
ロックされるフタは片手でも開けられます
小さい子が開けられないように、フタはロックされてそのままでは回らないようになっています。
映画だと片手で開けているので、やってみたらできました。
握り拳を作るようにしてフタを下に押しつけながら回すと、片手でも開けられます。もちろん閉めるのも片手で大丈夫。
ピルケースは洗面台が似合います
サプリをザラザラと入れていきます。大サイズにはビタミンCとEPA×DHA+ナットウキナーゼを。
ビタミンCは120粒もあるので大サイズでも半分しか入りません。EPA×DHA+ナットウキナーゼは大サイズに80粒全部入れて、ちょうど満タンです。
小サイズにはPUSH+とビタミンB MIXを入れました。
PUSH+は20粒で小サイズの半分ぐらいという感じです。ビタミンB MIXは60粒全部を入れると小サイズのピルケースがちょうどいっぱいに。
このまま実用にしてもいいんですが、まずは飾ってみたい。というわけで、ピルケースといったらここしかありません。そう。洗面台です。
英語表記の生活雑貨と一緒に置けば、ここだけちょっとアメリカに。
ちなみにアメリカでは、処方箋の薬がこのピルケースに入れて渡されるとのこと。当然ケースには薬の名前や効能、用法などが印刷されたラベルが付いています。それっぽいシールを作って貼りたくなっちゃいますね。
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