モトローラは9月10日(日本時間)、昨年発売した折りたたみスマホ「razr」の5G版を発表した。
注目はスペック表におけるBandの部分だ。あえて「Japan」という表記が記載されており、日本投入の可能性がきわめて高いことが窺える。初代Razrは、eSIMにしか対応しておらず、日本のキャリアやMVNOで採用できるところがかなり限定的になるという「欠点」が存在していたが、今回発表の新型は「eSIMとnanoSIM」のデュアルに対応している。
つまり、nanoSIMを提供しているあらゆるキャリア、MVNOで採用することが可能というわけだ。
実は、モトローラ製品を日本で展開するモトローラ・モビリティ・ジャパンの社長が、この7月、ダニー・アダモポウロス氏から松原丈太氏にバトンタッチされた。これはモトローラとしても、日本市場をさらに強化するという意識のあらわれのようだ。
松原氏は、モトローラ日本法人社長就任にあたって「3つの軸」を意識していくという。
この連載の記事
-
第199回
iPhone
アップル新型「iPad Pro」実物を見たら欲しくてたまらなくなった -
第198回
トピックス
ドコモ新社長は“経済圏”拡大より、ネットワーク品質とショップ網の再構築を最優先すべきだ -
第197回
トピックス
なぜソフトバンクやKDDIのネットワークは強いのか 「2.5GHz帯のTD-LTE」最強説 -
第196回
トピックス
F1の裏に“レノボ”あり 500TBのレースデータを高速処理 -
第195回
トピックス
格安スマホ、キャリアより「シンプルで安い」とふたたび注目 -
第194回
トピックス
中国スマホメーカー、日本への攻勢強める 格安折りたたみスマホで勝負 -
第193回
トピックス
ドコモが狙う“スマホの次“ iPhoneから「Vision」の時代へ -
第192回
トピックス
KDDI「povo」世界進出へ “黒子に徹する”新ビジネスとは -
第191回
トピックス
スマホ基地局を安くする ドコモとNECが世界展開する「オープンRAN」とは -
第190回
トピックス
KDDI対ソフトバンク “快適な5G”競争に本気出す -
第189回
トピックス
ドコモはユーザーの期待を裏切らないよう、品質改善に資金をつぎ込んでいくべきだ - この連載の一覧へ