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T教授の「戦略的衝動買い」 第596回

スマホと連携する92gのハンディプリンター「Selpic P1」を試した

2020年08月27日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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Selpicで印字するデータファイルはスマホ上のSelpicアプリで作成する。今回はイラスト+文字列+QRコードを含むデータだ。まずファイル名を決め、目的のイラストファイルをスマホから読み込む。画像は縮小、拡大、回転、モノクロ感度の調整、色反転、コピー、左右反転などの編集作業を簡単にできる

印刷するデータをQRコード付きで作ってみた

 さて今回は、Selpicアプリ上で"T教授の戦略的衝動買い"というバナーを作って、Selpicに転送して印刷してみようと思う。どうせ作るなら、テキストだけではなく、イラストやコラムのリンク先であるQRコードも付けてみようと考えた。

 まずは今から作るファイル名を決めて、テーマのイラストをスマホの中の画像ファイルから読み込んでみた。画像はオリジナルはカラー画像であるが、Selpicアプリがそれなりに2値のモノクロイメージに変換してくれる。そのあとはSelpicアプリのツールを使って縮小・拡大、グラデーションの変更や白黒反転、回転、コピー、左右反転などを組み合わせてお気に入りの画像を作って行くだけ。

続いてテキストの入力と編集、拡大、フォントの変更などをする

 イラストがお気に入りのトーンに落ち着けば、続いて本題であるテキストの入力と各種文字指定だ。まずは"T教授の戦略的衝動買い"とプレーンな文字列だけを入力する。そして文字グループを、先ほどと同じツールを使用して拡大し、最適な位置に配置する。もちろんフォントの選択変更も可能だ。移動や配置調整は指先で目的の画像や文字グループをタップしてドラッグすることでできるので操作は簡単だ。

最後はQRコードの作成だ。ツールメニューからQRコードの作成を選び、文字列をコピペするだけで自動的にQRコードの作成をしてくれる

 文字グループのフォントやサイズ、配置が決まれば、最後のQRコードの基データの入力と配置だ。QRコード入力もメニューからQRコード入力を選択して、目的のURLをコピペするだけで自動的にQRコードを生成してくれるので超簡単だ。

でき上がったデータのバランスなど全体を確認して、問題なければツールメニューの右端のプリンター転送をタップすればデータは即Selpic本体内のメモリーに送られる

 イラスト、文字列、QRコードの3つが決まれば、制作の作業は完了だ。続いてアプリ上での最後の作業であるSelpicにデータを転送することだ。7個並んだメニューアイコンの右端のプリンターアイコンをタップすれば、即転送が開始され、無事転送が終わればSelpic単体で今作ったばかりのバナーがワイヤレスハンディプリンターとして印刷できる。

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