大きくて重いが、サクサク利用できる
Xiaomi Redmi Note 9Sの使用感だが、まず快適にサクサク使えるということが第一印象。そして、サイズは大きめで重量級。iPhone 11に比べると重さはだいたい同じだが、iPhone SEや少し前のAndroid機から持ち替えると209gの重さはズシっとくる。
6.67型の液晶は大きいものの、最近のAndroid機に慣れていれば特段大きさを感じることはない。使っていると気になるのが液晶のパンチホール。液晶のノッチからパンチホールに移行が進むとされているが、これならiPhone SEのように上下の縁取りが厚くなってもいいと思っている。実際に見ていても表示範囲が狭まるのは幅の狭いノッチと変わった印象はなく、画面上端の通知が見えにくいのは同じだからだ。
一方、使っているとじわじわと効いてくるのが重さ。重さが200gオーバーということでポケットに入れると重さを感じてしまうし、他のスマートフォンと比べればかなり重く感じてしまう。だが、5020mAhのバッテリーを積んでいるのだから重さは我慢しなければならない。
性能についてベンチマークをとると、性能はAnTuTu Benchmarkでスコアは約27万。ハイエンド機種には及ばないがミドルクラスでかなり高いほうだ。ベンチマークの数値のとおり通常利用ならサクサク。6GBメモリーが操作性に効果があるのか全体的に動作の機敏さがあり、アプリを切り替えるときでも早い。
5020mAhだけあって電池の持ちがいい
サクサク使えるXiaomi Redmi Note 9Sだが、バッテリーの持ちもかなりいい。5020mAhと大きなバッテリーを搭載、これならば連続的に動画コンテンツを視聴してもバッテリーの問題はほとんど感じない。
試しにAmazonプライムで連続ドラマを自動再生してみたが、100%から10時間連続で再生しても残りは30%程度。休日を動画視聴にたっぷり使うという場合でも問題なさそうだ。
もちろん液晶の輝度や通信方式など条件によってバッテリー消費は変動するが、人間以上にバッテリーが持つのは確実。急速充電にも対応するので、人間の休憩時間に急速充電すれば、半永久的に動画配信を視聴できる電池の持ちを持っている、と言ってもよさそうだ。
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