「インターネット家電」と聞くと、登場当初から掛け声だけは大きかった「ホームIoT」製品のハードウェアのイメージが強い。5Gの実力の全貌が見えてくるまで、今しばらくは、家庭内のWi-Fiネットワークが前提となる商品が多く、遠隔からの操作には宅内Wi-Fiルーターや専用のハブ装置を利用することが多いようだ。
ミーハー度では誰にも負けない筆者も、早くから「便利」は無視して「できる」IoTでいろいろ遊んできた。そんな製品の一つが、通称「指ロボット」と呼ばれる、既存の家電品のスイッチやボタン、壁面のシーソー型電灯スイッチを人の指に代わって押してくれる製品だ。
すでに何世代かのモデルを買い替えて、先日までは、「SwitchBot」を寝室のシーリングライトのオン/オフ用に使っていた。SwitchBotもその他の指ロボット同様、多くは、スマホと指ロボットをBluetooth接続し専用アプリを導入したスマホアプリからリモコン操作するのが一般的だ。
そのため、Bluetoothの届く距離が最長距離となり、運が悪いと普通の赤外線リモコンと変わらず同じ部屋の中だけでしか使えないケースもある。もちろん遠隔地からインターネットを介して指ロボットを操作することも可能だが、そのためには専用のハブ装置などが必要なことが多い。
指ロボットを使えば、シーリングライトを点けたままベッドでウトウトしても、手元にスマホさえあればいつでも、電灯スイッチのところまで起き上って行く必要もなく、寝床の中でオン/オフできるので便利な時もある。
少し不便だと思えるところは、スマホでリモコンを使う場合も、SwitchBotだけのために専用アプリを導入しておかなくてはいけないこと。そしてあくまでスマホリモコン使用が前提であるために、スマートスピーカーとの連携設定が後付けで少し面倒なことだ。あと、我が家だけの特殊事情だが、我が家のワンコのボビーがこのSwitchBotのギア動作音を極めて嫌がることだった。
そんなことを考えていた時に+Styleの「Smart LED Dimmable Celing Light」(以降、スマートLEDシーリングライト)を知り、少し暗くなりかけていた蛍光灯の交換時期でもあったので、思い切ってこの新しいLED光源のスマートLEDシーリングライトに交換してみた。
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