気になる「手書き文字認識」の実力は!?
さて、「デキる電子ペーパー」の最終章は「手書き文字認識」だ。購入時には日本語の認識設定になっていないので、日本語認識の設定はユーザーがする必要がある。
手書き文字認識の仕方はきわめて簡単だ。スタイラスペンで文章を書いたページを開き、ツール群の中から「AI」文字認識を選択。認識には「オリジナル認識」と「リフロー認識」の2つのパターンがある。オリジナル認識はユーザーが書いた文字配置に近いフォーマットに、敬意を表した文字認識。リフロー認識は、すべての文字を認識してページの最初に詰め込む方式だ。
まだそれほど多くの認識をやったわけではないが、文字だけならきわめて高度な文字認識ができる感じだ。残念ながら、文字に加えてイラストや写真の入った複雑なレイアウトでは、文字の認識率が低下する。これは何か、別の手段があるのかもしれない。
一般的な電子ペーパーユーザーなら、今までのところで十分納得が行くかもしれないが、マニアックでオタクな筆者の場合、BOOX Max 3を最高に気に入っている点はOTG対応のType-C USBポートに、ごく普通のUSBキーボードを接続してパソコンのように文字入力ができることだ。
入力を進めていくと、E Inkのリフレッシュサイクルなのか、ときどき画面全体がフラッシュする。気にならに人も居そうだが、今後の課題だ
今回は実際に、ThinkPad USB TrackPointキーボードを接続して文章を入力してみた。幸いなことにAndroidのBOOX Max 3なら、トラックポイントのカーソルも問題なく見える。多少速く動かすと見失うこともあるが、普通の移動なら眼も追随できる。
実際の文字入力画面では、動画にあるようにE Ink画面全体がリフレッシュのために、ある一定間隔でフラッシュするが、これはユーザーによる「リフレッシュモード」の変更で対応できるかもしれない。今後の課題だ。
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