日本でもおなじみ、iFi AudioやCampfire Audioの新製品も
また、ポタ研で世界初展示されていたiFi Auidoの「hip-dac」も、もちろんCanJamで展示されるが、その他にiFi Audioでは見たことのない「drop can XX」というヘッドフォンアンプとDACが披露されている。詳細は不明だがdrop can XXには、6xxというイコライザースイッチが付いているので、おそらくゼンハイザーHD600シリーズ(HD650など)に使用するためのヘッドフォンアンプだと考えられる。もちろん日本で発売されるかどうかは不明だ。
日本でもおなじみのCampfire Audioでは「Solaris」の特別版が紹介されている。フェイスプレートが美しい魅力的な製品だが、この記事の時点ですでに海外で売り切れだということだ。
また今回初ではないが、注目したい日本未発売のヘッドホンは、HEDDの「HEDDphone」だ。これはAMT(エア・モーション・トランスデューサー)という平面型の振動板が採用されている。実はこのAMTドライバーは新しい技術ではないのだが、以前の製品は“兜”と称されたように、無骨でかなり巨大なものだった。HEDDphoneは、かなり洗練された製品に見える。Jude氏もスタジオモニターのようなニュートラルな音色で、マイクロダイナミックスが豊富と高評価だ。
日本市場向けの代理店もあるようなので、こちらは発売を期待したい。
この連載の記事
-
第287回
AV
Roon ARCがCarPlayやAndroid Autoに対応、車内で音声操作を -
第286回
AV
MQAに新動向、MQA技術の先にある「AIRIA」「FOQUS」「QRONO」とは? -
第285回
AV
新感覚のオーディオイベント「REB fes」を体験、自分だけのストーリー実現に悩もう! -
第284回
AV
JBLによる2つの新提案「LIVE BEAM 3」と「Fit Checker」を体験してきた -
第283回
AV
グーグル、プロも驚く音楽生成AI「Music AI Sandbox」を開発 -
第282回
AV
液晶をタッチして操作する、Volumioの新ネットワークプレーヤー「Motivo」 -
第281回
AV
HIGH END Munich 2024出展製品から、気になるエントリーオーディオをセレクト -
第280回
AV
水月雨がオーディオファン向けスマホを開発、複雑になりすぎたスマホ高音質再生への問いかけ -
第279回
AV
Chordの積み木型オーディオシステムが面白い、「Suzi」と「Suzi Pre」 -
第278回
AV
さすがにSpotifyもロスレス対応しそう、Redditユーザーがさらに解析結果をリーク -
第277回
AV
スマホがLE Audioに対応していなくても、なぜAuracastを使えるのか? - この連載の一覧へ