アプリごとに通知をするかどうか決められる
ハイブリッドHRは、針式ハイブリッドタイプとしては機能が豊富なのもポイント。通知機能ではどのアプリからの通知か分るだけでなく、メールやメッセージは本文もチェック可能。本体右横にリュウズを含めた3つのボタンがあり、たとえばメールが届いた場合は、3時位置のリュウズを押すとそのメールの閲覧モードになり、上下のボタンで画面を切り替えることで本文を表示できる。
通知を表示するアプリは、連携するスマートフォンから専用アプリで、カスタマイズ可能。通知したいアプリだけをオンにできるので、リアルタイムでチェックする必要がないアプリからの通知は、非表示にできる。
ただしオンにすると、そのアプリの通知がかなり細かく送られてくる。たとえばFacebookアプリを通知の対象にした場合、アプリから投稿をするだけでも投稿完了の通知が届く。このあたり通知の多さが気になるユーザーは要注意。
E Inkディスプレーを操作する際には、ほかの機能でも基本的には同じで、中央の3時位置のリュウズが決定、上下のボタンが画面の切り替えやカーソルの上下移動となっている。タッチディスプレータイプのスマートウォッチと比べると、やや操作性に制限はあるが、逆にシンプルでわかりやすい。
ちなみにこういったE Inkディスプレーを使った操作の時は、時針が9時の位置、分針が3時の位置に移動してディスプレーが見やすいように横一直線になる。
またE Inkディスプレーはそもそもバックライト非搭載のため、暗い場所での視認性はあまり良くない。しかしハイブリッドHRは、ディスプレーを照らすフロントライトを搭載。風防をダブルタップすると、ライトが点灯するので、暗い場所でもしっかりと視認できるようになっている。