広角+望遠のデュアルカメラは
盛らずにナチュラルに撮れる
背面のデュアルカメラは、広角(約1200万画素/F値1.8)+望遠(約800万画素/F値2.4)という組み合わせ。望遠カメラによって光学2倍ズームで撮れるほか、背景をぼかして、被写体を際立たせることもできます。
実際に撮ってみたところ、“ありのまま” に撮れるというのが率直な感想です。最近は、肉眼で見えるよりも明るく、鮮やかに撮れる機種が多いですが、Xperia 8のカメラは、リアルに近い色調や明るさで撮れます。室内でフラッシュなしでは、それなりに暗めに写り、夜景も空は暗く、光が際立つように撮れます。13種類のシーンと4つのコンディションを自動で認識して、最適な設定が行なわれる「プレミアムおかませオート」と搭載していますが、リアリティーを優先して、そんなに盛ってくれない印象です。
インカメラはF値2.0で、約800万画素。わりと広い画角で撮影できるので、背景を生かすセルフィーが撮りやすく、3人くらいまでなら、手持ちでグループ自撮りができそうです。なお、ナチュラルに撮れるアウトカメラとは逆に、インカメラは「ポートレートセルフィー」という補正効果で、盛ることができます。
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