もはやデジカメが要らなくなる高性能カメラを搭載
AIによって被写体・シーンを認識し、最適な設定をしてくれる機能も搭載しています。なので、ほとんどの状況ではデフォルト「写真」で撮ればOK! さらに、人物撮影に適した「ポートレート」、夜景撮影に適した「夜」などのモードも搭載されています。
撮影シチュエーションや被写体を選ばず、ナチュラルかつ鮮やかな色で撮れる印象。筆者は、OPPOのFind Xという機種を実際に使っているのですが、Find Xよりも色がナチュラルになり、表現でき色域も広がったように思います。Find Xだと、空の青や木々の緑が濃くなりすぎたり、どことなく着色感が目立つ写真になることがあるのですが、Reno 10x Zoomは透明感が感じられる色調で、写真を撮るのが楽しくなりました。デジカメの代わりとして使える性能を備えています。
ナチュラルに盛ってくれるインカメラも魅力
インカメラを使う場合は、本体の上部からスッと出てきます。その時間は、わずか1秒ほど。「ピボットライジング構造」と呼ぶそうです。OPPOは、Find Xという機種ではスライドしてカメラが出てくる構造を導入していましたが、Reno 10x ZoomのほうがFind Xよりもスピーディーに出てきます。
最後に使ったカメラがインカメラの場合、カメラアプリを起動するだけで、インカメラが出てくる。撮影を終えて、ホームに戻ると、カメラは格納される
インカメラは「ポートレート」で撮影することで、背景をぼかして人物が際立つセルフィーが撮れます。AIを用いたビューティー補正機能があり、肌をきれいに補正できます。部下の女性に試してもらい、自分も試してみましたが、非常にいい感じでした。自撮りを楽しみたい人も満足できると思います。
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