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2万円切るスマートウォッチ入門モデルとしてベスト

コスパ抜群Wear OSスマートウォッチ「TicWatch E2」レビュー!

2019年04月18日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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左方向にスワイプするとオリジナルアプリの「TicHealth」が表示される

独自アプリでトレーニングを自動計測

 インターフェースは最新のWear OS by Googleとなっており、ウオッチフェイスから上方向にスワイプすると各種通知が表示され、下方向にスワイプするとクイック設定。さらに右方向にスワイプするとGoogleアシスタント、左方向でヘルスケア機能とWear OS by Googleの標準的なスタイル。ただしヘルスケア機能はGoogle Fitではなく、Mobvoiオリジナルの「TicHealth」が割り当てられている。

スマートフォン側にアプリをインストールすることで、詳しくログがチェックできる

 「TicHealth」はGoogle Fitと同様に、歩数などを計測可能。ケース背面には心拍センサーも搭載しているので、定期的に心拍数を計測してログとして記録できる。さらに「TicMotion 1.0」により、体の動きなどを検知して自動で運動トラッキングをスタートしてくれる。トレーニング開始時に操作する必要がなく、うっかり終了設定をし忘れても自動で止まってくれるため便利。ちなみに睡眠計測にも今後のアップデートで対応予定となっている。24時間以上装着していてもバッテリーは十分残っているスペックなので、睡眠トラッカーとしても期待できそうだ。

走り出すとラインニングのトラッキングが自動で起動した

設定で開始と終了をそれぞれ自動検知するかどうか決められる

トレーニング中の文字表示が大きくて見やすい

 本体にはGPS機能も搭載しているので、単体でランニング距離などの計測にも対応。ウォーキング時にスマートフォンを持たなくてすむので、身軽な状態でトレーニングできるのはポイント。

スマートフォンアプリから走った距離や速度などを細かく把握できる

 ケースは5 ATM防水となっているので、汗や雨などに濡れるようなシーンでも安心して使える。さらに通常の水泳程度なら問題なく利用でき、計測アプリの「TicExerclse」にも「プールでの水泳」が用意されている。シリコンバンドなので丸洗いもできるため、トレーニング用のアクティビティートラッカーが目的で、スマートウォッチを探しているユーザーにはピッタリだ。

 ちなみにヘルスケア機能の表示画面を長押しすると、設定画面に切り替わり「TicHealth」ではなく「Google Fit」にも切り替え可能。別のWear OS by Google搭載スマートウォッチからの買い換えや併用でGoogle Fitのトラッキングデータや操作を共有したいというケースにも対応できる。

「Google Fit」をヘルスケア用のアプリに割り当ても可能

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