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新RPA機能を追加~画面操作ツール「Wings for IBM i 」で基幹業務を自動化~

日販コンピュータテクノロジイ株式会社
2019年04月01日

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日販コンピュータテクノロジイ株式会社
日販コンピュータテクノロジイ株式会社(代表取締役社長:藤澤 徹、略称:NCT)は、2019年2月、IBM i 画面の自動操作ツール「Wings for IBM i 」の機能アップデートを行いました。 これまでのWings for IBM i の特徴である「低価格」「サーバインストール不要」「使いやすさ」をそのままに、繰返しのデータ入力やコマンドによる他ツールとの連携が可能になり、さらに手軽にRPA化を実現しやすくなりました。


■新機能について
1.機能アップデートの経緯

「Wings for IBM i 」は自社オリジナルのテスト自動化ツールとして開発され、2018年4月より販売を開始しました。
実際にユーザー様にご利用頂く中、次第に「テストだけでなくRPAで使ってみたい」「業務運用のための機能を増やしてほしい」といった声を頂くことが増えたため、こうしたご要望にお応えして、このたび機能アップデートを行いました。
アップデートによりRPA機能が新たに追加され、業務用途でも、より使いやすくなりました。

2.新機能
(1)リスト入力機能
データをExcelで用意しておくと、それを自動で読み取って画面に繰返し入力します。Excelファイルを差し替えるだけで毎回異なるデータの画面入力が可能になりますので、毎日人手で行っている伝票入力やマスタ作成業務などに活用できます。

(2)日付予約語機能
「本日」「先月初日」などの予約語を使うことで、実行日を基準に自動で計算された日付を画面に入力することができます。帳票出力やデータ抽出など、毎回違った日付情報を入力しなければならない業務でも、この機能を使えば簡単に自動化できます。

(3)Windowsコマンドの実行
Wings for IBM i からWindowsコマンドの実行を行うことで、ファイル操作はもちろん、他の自動化ツールやプログラムとの連携も容易になり、自動化できる業務の幅が広がります。

■Wings for IBM iについて
1.使い方
(1)ご利用の手順
インストール後、自動化のシナリオをExcelで作成します。Excelファイルに「コマンド」と呼ばれる画面操作の内容を記入し、所定の場所に置いて実行するだけでIBM i 画面を自動操作できます。


※利用イメージ
※シナリオのイメージ
(2)コマンドの例
サインオン、テキスト入力、日付入力、テキスト取得、データアップロード・ダウンロード、スクリーンショット取得、Windowsコマンド実行など、約20点ご用意しております。

2.構成
Excelファイルを読み取り、その内容をEHLLAPIに連携する仕組みとなっています。EHLLAPI対応の5250エミュレータであれば自動化が可能です。
※構成イメージ
3.動作環境
Windows 7以降
Excel 2010以降
EHLLAPI対応5250エミュレータ

4.サービス概要
ご利用料金:年額12万円/1端末
使い方メールサポート付:年額18万円/1端末

2019年3月8日には、日本で唯一のIBM i専門誌「i Magazine(アイマガジン)」に、Wings for IBM i 開発の経緯について取材記事が掲載されました。

NCTは、今後もWings for IBM i をはじめとする自動化ソリューションの充実をはかり、業務効率化に貢献するお客様にとって価値あるサービスを提供してまいります。

■Wings for IBM i 製品紹介URL
URL:http://www.nct-inc.jp/solution/automation/wings/
紹介動画(YouTube):

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