シングルカメラでも
じゅうぶん美しく撮れる
Pixel 3は、流行のデュアルカメラではなく、シングルカメラを搭載している。背面カメラは1220万画素のデュアルピクセル、絞り値はF1.8。夜の撮影をする場合でも、夜景モードなどを使わずにきれいに撮れ、またAIが背景のボケ具合を調整するポートレートモードもナチュラルな仕上がりだった。
ポートレートモードは、前面/背面カメラ、昼/夜で試したが、どの場合でも自然にボケていた。
筆者個人としては、シングルカメラでもじゅうぶんきれいに撮れると感じた。特に晴れた日に撮った写真は、目で見る色味をそのまま再現できていたし、夜景も明暗のメリハリがちゃんと効いていた。ただ、夜に明かりの少ない場所で撮影するときなどは、AIによる処理がやや強く感じられることもあった。
ほかにも、被写体を解析しそのままGoogle検索できる「Googleレンズ」や、ARのキャラクターを使った撮影ができる「Playground」なども試してみた。Googleレンズは、対象をすぐに認識し、検索結果の表示も速かった。花の名前が知りたいときなど、ビジュアルしか手がかりがない場合に使える。テキストも読み取れるため、海外旅行中などは活躍するだろう。
Playgroundも使ってみると、キャラクターはかなりリアルに感じられた。被写体の表情に合わせて動いたり、アクションをとったりするのが楽しい。集合写真にキャラクターを混ぜてみたり、キャラクターと戦っているような写真を撮ったりなど、いろいろな遊び方ができそうだ。
![](/img/blank.gif)
この連載の記事
-
第486回
スマホ
折りたたみなのに薄い! 高性能で薄型軽量ボディーのvivo「X Fold Pro」 -
第485回
スマホ
デザイン優秀でおサイフ対応の「Nothing Phone(2a)」が5万円以下なのは間違いなく買い! -
第484回
スマホ
ハイネケンがSNS不可な世界一退屈なケータイを発売! デジタルデトックスに最適だ! -
第483回
スマホ
カメラスマホ「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラで歪まず撮影が楽しい -
第482回
スマホ
6万4000円の低価格折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」は普段使いなら問題ナシで使いやすい -
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 - この連載の一覧へ