動体検知の感度は環境に合わせて決定
動体検知とその結果によるアクションはスマカメシリーズ全般で重要な設定項目なので、もう少し詳しく紹介したい。
動体検知のセンシティビティーは「検知なし」のオフ設定から「最高レベル」まで全部で5段階が用意されている。実際に各レベルをテストして感覚を掴んでみることが重要だ。
何も考えずにうっかり最高位の設定にしてしまうと、極めて頻繁に自分のスマホに「お知らせ」が飛び込んできて面倒だ。
とはいえ、実際に必要なら最適値を設定する必要があるので、なにより実際に仮設定してみて、そのセンシティビティーを自ら会得することが必要だ。
通知手段もサイレント(お知らせだけ)、音のみ、振動のみ、音と振動の4種類から選択できるので、自分のいる場所の今の状況から判断して最適の通知方法を選択すればいいだろう。
見たい録画データを迅速に探すなら
有料アプリの導入を検討すべし
録画モードは、動体検知した場合に「録画しない」「上書きして連続録画」「動体検知と連動して録画」の3つから選択可能だ。
連続録画を選択すれば、起動している間ずっとSDメモリーカードに記録してくれる。設定で指定すればSDメモリーカードが一杯になれば上書き連続録画もしてくれる。
しかし、ファイルはタイムスタンプ名の各編5分くらいの動画ファイルの集合となり、事後に目的の箇所を探し出すのにかなり手間がかかる。
筆者はアプリ設定の中の「スマートプレイバック」という有料アプリ(3000円)を購入して使っているが、極めて便利だ。
スマートプレイバックを使用すれば、スマホでの録画状態や動体検知のイベントタイミングがビジュアルで見えるので、目的の時間帯に一気にアクセスできる。一回きりの購入アプリなのでお得でおすすめだ。
スマートプレイバックの効能のわかりやすい例として、昨晩、スマカメ180を設置し、ずっと連続録画設定だったが、今日の朝、動体検知と連動して録画という録画方式に変更してみた。
偶然、今日のお昼前に意識なく自室の天井灯を消したのだが、筆者のスマカメ180は部屋の照明が急に暗くなったので動体検知を働かせその時点の録画を行なっていた。
スマカメ180は、動体検知設定をしておけば、イベントとして検知した事実だけを即座に「お知らせ」としてスマホに送ってくる。
お知らせが届くと、ユーザーはどこにいても、スマカメアプリを起動し、録画ファイルを再生できる。スマートプレイバックの最上段のイベント表示を見て、その部分だけをトレースして見れば何が起こったのか確実に把握が可能なのだ。
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