荻窪圭です。iPhone X、気に入ってます。
まあ、ほかのスマートフォンに比べて劇的に高画質ってわけじゃないけど、カメラの起動のしやすさ(今までのiPhoneよりロック画面からのカメラの起動が簡単で素早い)、ボディーの持ちやすさ、画面の見やすさ、画質、といった総合力がなかなか高くて、なおかつ「広角カメラと望遠カメラのデュアルカメラ構成」であり、望遠カメラ側(カメラを知ってる人には、広角レンズと標準レンズといった方が正しく伝わるか)が猫を撮るのにちょうどいいのである。
そんなわけで、iPhone Xを持って歩いた一週間ほどで何度か猫に出会ったので、前回に続いてそのネタを。
まずは、とある崖の上の蕎麦屋さん。崖の上で蕎麦って聞くとすごい秘境っぽいけど、東京都内だし奥多摩でもない。
その蕎麦屋、ときどき白黒のハチワレ猫がうろうろしてるわけだが、この日も出現。崖の上にちょこんと座ってる。
iPhone Xを取り出して望遠カメラで撮影。
木々や草で覆われててわかりづらいけど、なんとなく急斜面の端に猫がいて、崖の上にテーブルがあるってのはわかるかと思う。
ここ、上から葉っぱは落ちてくるわ、時々鳥のフンも落ちてくるわ、蜘蛛の巣はすぐ近くにあるわ、夏は蚊がいるわ、って店なんだが(まあ立地的にしょうがない)、そういう野趣感がけっこう好きなのである。
蕎麦をすすり終わった頃、卓をともにした友人が「猫が近くにきてる」というので目をやってみると、土の上にちょこんと座ってる。
そっと近寄って猫目線で望遠カメラで撮ったのが冒頭写真。
こういうとき広角だと背景が広く写るので、ほかのお客さんも入りがちなのだが、望遠カメラだとそれも避けやすい。
続いて近所で出会った塀の上猫。
自転車で走ってたら塀の上にちょこんと座ってるミケをみつけたのでちょっと離れたとこに止めて、挨拶しに戻って1枚。
この連載の記事
-
第868回
デジカメ
14年前のコンパクトデジカメ、10倍ズームのキヤノン「IXY 50S」を引っ張り出してキジトラ三昧 -
第867回
デジカメ
予約しないと買えない本格派コンデジ、リコー「GR III HDF」と「GR IIIx HDF」で気軽に猫スナップ -
第866回
デジカメ
5倍や10倍望遠で撮れ、Sペンがリモートシャッターにもなる「Galaxy S24 Ultra」は猫撮影で重宝する -
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した -
第860回
デジカメ
膝の上で気持ちよさそうにしている猫を親指シャッターやアクロバティックな体勢で自撮り! -
第859回
デジカメ
富士フイルム「X100VI」は発売前から大人気! 歴代「X100シリーズ」で撮った猫写真を集めてみた -
第858回
デジカメ
ぱぱっと設定できて程良い距離感で猫が撮れる! 富士フイルム「X100VI」は楽しい趣味カメラだ - この連載の一覧へ